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2004/02/17(火)
迷惑メールの加害者とならないために
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◆最近は、一般人の間でもインターネットセキュリティに対する関心が相当高まってきています。しかしそれでも有料のセキュリティシステムを導入かつ常時最新版にアップデートして、少なくとも自分のパソコンが知らぬ間にウィルスやスパムメール等の害毒を撒き散らす発信元(加害者)の一員に加担(組み込まれる)させられることがないように、常に必要十分な警戒態勢を取っている人は、残念ながら未だ少数派に止まっているようです。
◆セキュリティ問題に無関心な方や他人事のように甘く考えている人でも、「知らない間にいつの間にか自分のPCがスパムメール等の発信元に組み込まれて加害者の一員になり、友人知人等に迷惑を掛ける結果になるのは困る。面倒は嫌だ。」とお考えの方(善意者)は結構いらっしゃるようです。
◆本来そういう方は本格的なセキュリティ対策を講じるのが筋道ですが、いろんな事情でそれが出来ない人が簡単に「自分のパソコンが加害者になっていないか否か」を調べる方法があります。
◆それは、自分が利用しているOutlook Express等のメーラーの「送信済みメール」(OEなら"送信済みアイテム"フォルダにある)のファイルを毎週1回以上調査して異常発信の有無を確認して見ることです。そのフォルダの中に「自分が発信した覚えがないメールが1通でも存在」していたら、まず自分のパソコンがウィルス等に汚染させられていて、外部からの不正侵入ないし不正操作を受けてスパム等を撒き散らす「加害者パソコンの仲間になっている」と判断して間違いは有りません。早速、当該ウィルスファイルの削除等の必要な処置を講じましょう。(前回記事参照)
◎参考記事⇒ http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0402/17/news009.html
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