☆QSANの備忘録兼用の不定期の雑記帳です☆
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2004/01/22(木) 大寒
◆昨21日は24節気の一つの「大寒」で、一年で最も寒い時節を迎えました。SARS等の国際的な流行性感冒の再発が懸念されている昨今、何とか無事にこの冬を乗り切りたいものです。

◆ただ今年は、花粉の飛散量が少ない年(昨年が冷夏のため)に当たるそうで、花粉症患者には福音の例年になく有難い年になりそうです。

◆予報では、今日から暫く大型の寒気が襲来するとか…。寒い時季には鍋料理。鍋物といえば牡蠣鍋が代表的。そこで牡蠣の詩を一つ。

◆『牡蠣の殻なる牡蠣の身の     かくもはてなき海にして
  独りあやふく限ある         そのおもひこそ悲しけれ

  身はこれ盲目(めしひ)すべもなく  巌のかげにねむれども
  ねざむるままにおほうみの     潮のみちひをおぼゆめり

  いかに黎明(あさあけ)あさ汐の   色しも清くひたすとて
  朽つるのみなる牡蠣の身の     あまりにせまき牡蠣の殻

  たとへ夕づついと清き       光は浪の穂に照りて
  遠野が鳩の面影に         似たりとてはた何ならむ

  痛ましきかなわだつみの      ふかきしらべのあやしみに
  夜もまた昼もたへかねて      愁ひにとざす殻のやど

  されど一度あらし吹き       海の林のさくる日に
  朽つるままなる牡蠣の身の     殻もなどかは砕けざるべき』(蒲原有明「牡蠣の殻」)

  


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