☆QSANの備忘録兼用の不定期の雑記帳です☆
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最新の絵日記ダイジェスト
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2003/10/28(火) 不正請求にご用心!
◆特に目新しいことではありませんが、相変わらず全く身に覚えが無い「不正請求メール」が横行しているようです。インターネット・セキュリティシステムを導入していれば、この手のメールを「迷惑メール」(スパム)としてブロックすることも可能ですが、備えのない人や初心者は、仰天して対応に苦慮されるかもしれません。(慌てず、冷静に。)

◆請求内容に全く身に覚えがなければ、当然支払い義務はありませんから、無視するに限ります。何も応答する必要もありません。うるさくコンタクトしてくるようでしたら、所轄の警察署等へご相談ください。(以前QSANが警察当局へ届け出た類似事件では、その後詐欺事件として犯人が逮捕され無事解決しています。)

◆総務省や警察庁、各都道府県警察本部等にインターネット犯罪に関する相談窓口がありますが、次のURLが参考になります。

@POLICE ⇒
http://www.cyberpolice.go.jp/case/pc/index.html

◆[閑話休題]
『秋立つは水にかも似る
 洗はれて
 思ひことごと新しくなる

 はたはたと黍の葉鳴れる
 ふるさとの軒端なつかし
 秋風吹けば

 秋の廓寥として影もなし
 あまりにさびし
 烏など飛べ』(「一握の砂より」石川啄木)

2003/10/21(火) 山の彼方
◆性懲りもなく、またも出かけました「山の彼方の空遠く…」が満喫できる別天地「上高地」へ。当日は天気晴朗にて暑くもなく寒くもなく、最高の行楽日和でした。

◆上高地の紅葉は、落葉松等の黄葉が主体で華やかさはありませんが、落ち着いた雰囲気があります。穂高連峰山麓直下の上高地は、何といっても我国の山岳美を代表する最大の景勝地の一つであることは間違いありません。

◆焼岳の噴火で梓川が堰き止められて出来た大正池を出発点に、田代池、河童橋、明神池に至る梓川沿いの散策コース(半日)は、道程も平坦でスニーカー程度の軽装で十分に軽登山気分が楽しめます。それが未だに人気が衰えない由縁なんでしょう。

◆(閑話休題)
 『山のあなたの空遠く
  「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。
  噫(ああ)、われひとゝ尋(と)めゆきて、
  涙さしぐみ、かへりきぬ。
  山のあなたになほ遠く
  「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。』
  (「山のあなた」カアル・ブッセ/上田敏訳)

2003/10/15(水) HP満杯で〜す!
◆この「QSANのホームページ」もメデタク?容量枠が満杯になりました(^^)。もうこれ以上は、既掲載分のどれかを削除しない限り、新規分を掲載できません。

◆やはり写真画像の掲載が、一番容量を消費します。今までもあちらこちらのレンタルサーバーを拝借しながらの遣り繰りでしたが、それもどうやら限界に達しました。

◆「QSAN文庫」は比較的容量を食わない文字データですし、レンタルサーバーを利用していますので、暫く継続してみようと思っています。ただ、一回分の掲載文字数と総容量に制限があるため、長編作品は紹介(掲載)できません。

◆(閑話休題)
『われもそれかやうれひかや
 野末に山に谷蔭に
 見るよしもなき朝夕の
 光もなくて秋暮れぬ

 想も薄く身も暗く
 残れる秋の花を見て
 行へもしらず流れ行く
 水に涙の落つるかな

 身を朝雲にたとふれば
 ゆふべの雲の雨となり
 身を夕雨にたとふれば
 あしたの雨の風となる…』(「草枕」島崎藤村)
 (写真=安房峠から見た北アルプスの主峰
    ・穂高連峰)

2003/10/13(月) 安房峠(紅葉始まる)
◆高山から上高地へ抜ける国道158号線の安房峠では、もう紅葉が始まっていました。今年からは乗鞍岳へのマイカー規制が始まり、紅葉見物にはとても不便になりました。行楽客も激減したようで、観光業者への影響も大きかったようです。

◆有料道路の「乗鞍スカイライン」の無料化と同時に、営業車以外の一般車を締め出したのは、高山地帯の環境保全という大義名分があるとはいえ、道路建設費回収後の無料化の約束が一方的に反故にされたことになります。これまで高い通行料を負担してきた一般大衆のマイカー族は、或る意味で詐欺?にあったような気分でしょう。(環境保全便乗商法?)

◆乗鞍岳の環境保全を真に大切に思うなら、もっと早く乗鞍スカイラインの有料期間中に実施すべき事柄でした。有料期間中は環境保全などそっちのけ(無視)で無制限に通行させて稼げるだけ稼ぎ、期限後の無料化と同時に一般車を締め出すケチ臭いやり方は、余り感心しません。所管官庁や地方公共団体等は、環境保全に名を借りて前言(無料化の約束)を翻すことに、何の躊躇も感じなかったのでしょうかね。環境保全といえば誰もが納得する有難い時代になりました。(^^)

2003/10/08(水) コスモス街道
◆佐久高原の「コスモス街道」は、時期的には最盛期を過ぎていることもあって、全く期待外れでした。今年は、何処のコスモスも冷夏等の季節的な影響を受けてか、総じて花付きが良くありません。(コスモス街道を標榜する割には規模も小さく、整備も十分にはなされていない様子でした。)

◆これでは写真撮影の対象には不十分ですので(通過)、内山峠にある内山牧場のコスモス園まで足を伸ばしてみました。場所が分かりづらく、一度通り過ぎて隣県の下仁田町まで出てしまってからミスに気付き、引き返したほどの方向音痴で吾ながら呆れましたね。(^^)

◆苦労して辿り着いたコスモス園でしたが、やはりここも生育状態が良くなく、開花状況は芳しくありませんでした。折角の撮影紀行でしたが、ロクな写真も撮れない空振りに終始し、散々なドライブでした。(天気が持っただけでも良しとすべきか。)

2003/10/04(土) あなたは素晴らしい(?)
◆「あなたは素晴らしい」…といっても向日葵(ひまわり)の花言葉です。 なかなか洒落た言い回しですが、一方で「高慢」という持ち上げておいて突き落とすような対極の花言葉もあります。尤も凡人は「あなたは素晴らしい」など褒められようものなら、忽ち天狗になってしまいますから、言い得て妙なのかもしれません。(^^)

◆ギリシャ神話では、アポロンの若さと美しさに恋した或る水の妖精が、見惚れて幾日も立ちすくんでいるうちに顔が花と化したのが向日葵だそうです。 日輪草、太陽花、日車、望日蓮、迎陽花等の別名があります。

◆今日は、そんな少し季節外れの向日葵畑を求めて、安城方面へドライブしてきました。ここの向日葵は、見惚れすぎて疲れたのか、みんな太陽からは顔を背けていました(半逆光)。

◆(閑話休題)
 『そらへのぼってゆけ、
  心のひまわり草よ、
  きんきんと鈴をふりならすかいだん
  をのぼって、
  おほぞらの、あをいあをいなかへ
  はひってゆけ、
  わたしの命は、そこに芽をふくだら
  う。
  いまのわたしはくるしいさびしい
  悪魔の罠につつまれてゐる。
  ひまわり草よ、
  正直なひまわり草よ、
  鈴のねをたよりにのぼってゆけ、
  のぼってゆけ、
  空をまふ魚のうろこの鏡は、
  やがておまへの姿をうつすだら 
  う。』(大手拓次「日輪草」)


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