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2006/09/06(水)
毎年恒例の人権問題研修会。
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会社の社員研修で恒例になっている『人権問題』について、 人権啓発センターから講師を招いて今年も約1時間半行なわれた。 基本的には「差別」と「偏見」を問題視すればいいと思うが、 社会的に大きな事件をすべて人権問題と結びつけるのは毎回どうかと思う。 あまりに人権という言葉が拡大解釈されてて「そうじゃないだろ…」と思う部分も多い。 一応配布された資料の中に『日常から考える10のヒント』という 興味深い「人権入門チェックシート」なるものがあったので紹介しておこう。
@相手の立場で考える。 相手の配慮が足りないと思うことや、自分が配慮不足だったと感じることがないか? A「社会の常識」を疑う。 古いしきたりや迷信など、社会の常識とは異なる価値観、行動を非難したことはないか? B「家族サービス」って何? 家庭と仕事に優先順位をつけていませんか? あなたにとって仕事とは何ですか? C人間、外見だけでは…。 見た目や自分の価値観、先入観だけで人を判断したことはありませんか? Dそれはセクハラです。 無自覚に性的な嫌がらせにつながる発言や行動をしていませんか? E男のくせに、女だてらに。 知らず知らずに、男女の役割に関する固定的な思い込みがありませんか? F外国人のイメージ。 白人、黒人、アジア系外国人という属性だけで、偏った見方をしていませんか? G肩書きって何? 相手の職業、肩書きに対する予断や偏見にとらわれていませんか? H「長男」の役割。 長男・長男の嫁・次男・次男の嫁だから…という固定観念を持っていませんか? Iアサーティブな対応。 人に強く主張して相手を傷つけたり、言い出せなくて自分が傷ついたことはありませんか?
これなら人権問題ということでなくても、日常の注意すべき点としても理解できる気がする。
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