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2003/04/24(木)
話題の中から難題5問の解答解説。
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よく聞くけど…嘘か本当か騙されているのか? 話題の中から生まれた難題5問をインターネットで調べてみた。
@『グレープフルーツ』はぶどうの房のように実がなっていてそこから名前がついた。 ○ ぶどうの房のように実がなる(写真)ことからこう呼ばれるようになる。 フロリダ州のような亜熱帯で降雨量の多い地域で生産されている。(100%輸入品、8割がアメリカ産) 1930年代(昭和初期)に日本初上陸。1971年グレープフルーツ輸入自由化。1980年代にグレープフルーツを使ったカクテル「ソルティドック」が若者に人気となる。
A『おくら』はオクラホマシチーが原産地。 × アフリカの北東部が原産地。紀元前2世紀にはエジプトで栽培されている。日本に入ってきたのは幕末の頃である。ネバネバした感じから「青納豆」とも呼ばれる。 ちなみにオクラホマシチーはオクラホマ州の州都でアメリカ合衆国南部に位置しているので…、間違いである。
B『かぼちゃ』はカンボジアから来た。 ○ 「日本かぼちゃ」は日本に最初に渡来した品種で、1541年(戦国時代)にポルトガル人がカンボジアから持ち込んだといわれカンボジアがなまってかぼちゃと呼ぶようになったといわれている。 「西洋かぼちゃ」は1863年(江戸末期)にアメリカからやって来て明治初期に北海道で栽培(全国生産量の約45%を占める)が開始される。
C『こまつな』は東京の小松川が原産地。 ○ 冬に採れるため冬菜、雪菜などと呼ばれていたが東京都江戸川区小松川が原産地のため「小松菜」の名がつけられる。ほうれん草に似ているがカルシウムはほうれん草の約5倍含まれている。
D『さばをよむ』の「さば」は魚の「鯖」のこと。 ○ 意味は自分の利益になるように数をごまかすこと。 語源には諸説あるが一般的には魚市場や魚屋などで「さば」は小さくて腐りやすい魚なので素早く数えて売りさばいたりする。その時に数をごまかすことが多かったのでこの様に言うようになったとされている。なお「さば」が腐りやすいというのは事実で、俗に「さばの生き腐れ」などと言われている。
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