|
2006/09/15(金)
雲の上に住む。
|
|
|
右手の傷はなんだかすっかり治っちゃって。いつだってそうだ。癒えるのは体の方が早い。この不安と恐怖で歪んだ気持ちがどうにかなるまで、傷は消えないで欲しかったな。 うん、病気だってそうだけど、先に気持ちがやられちゃう、だってつらいもん。僕の心は弱い。強くありたいとは願うけど、決して強くはならないのも分かってる。強い心なんて、僕は持つべきじゃない。
僕には兄がいる。小さい頃僕の面倒を本当によく見てくれた兄がいる。そんな記憶も微かにあるから、兄はもちろん僕にとって特別な存在で。僕には姉もいる。姉はとっても素直に人生を生きる。だからこそ苦しんだりもするけど、けど誰よりも楽しそうに笑う。僕にはかわいい姪っ子もいる。尊敬する両親もいる。 たくさんの人達に囲まれて、たくさんの人達が僕の名を呼ぶ。 けど、僕の名は君が呼ぶためにあったんだって、思った、初めて呼ばれた時。 僕は、君の名を呼ぶ。君は、僕の名を呼ぶ。 何の疑いもない。何の保証もない。何の利益もなくていい。 ただ名を呼ばれるだけでかまわない。生きるってそういうことだ。
おまけ話。電気バイクってあったらいいな。電気自動車のバイク版ね。バイクはエンジンぶぉんぶぉん吹かしてドロドロ走るのが醍醐味だって、そりゃ思うけど。逆に音もなく風を切って走るバイクがあったらとってもかっこいいと思う。特にこんな住宅地じゃ。そういうのがあったら、スーパーに買い物行くのも何となくかっこよくなるよね。
|
|
|