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2006/09/10(日)
一人きりと二人きりって本質的には何もかわない
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世界が虚無と欺瞞で満ちていたって、それがどうしたって言えるだけの価値を僕は見いだしてる。たった一人に。久しぶりに読む新聞は僕をうんざりさせるし、変わらない東京の街は少し僕を元気にして、少し僕を切なくさせて、少し僕を不機嫌にさせる。
一日の終わりに携帯を充電器に挿すように 小さな確信が大きな真実になる時に
夏のロープウェイ乗り場で独りで見た星空は とっても綺麗で、僕はそれが悔しかった。
前にもいったけど、僕は光なんてなくても生きていける。ただ、温もりがあればいい。単純なことだけを見る。きっと世の中には単純なことなんてないのに。真実なんかないのに、真実だと君を呼ぶ。
素直に笑う人を見て、素直に笑う自分が好きで、素直に生きるってのは、一番ラクな生き方だってわかった。僕は素直に生きる。あたたかいマグカップを握る時、幸せだって、こんなにも素直に思う自分がいて、君に綿アメを食べさせてあげようと、こんなにも素直に思う自分がいる。
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