徒然ジムノペディ
ここは管理人KAHNの日々の徒然を書き綴ったどうしようもないページです。
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最新の絵日記ダイジェスト
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2007/05/08 人は決して眠らない。
2007/02/28 ひどい戯言。
2007/02/08 いやなもの
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2006/08/29(火) 黒い首輪と黒いドレス
電子レンジで三十秒だけ温める
たったそんくらいのぬくもりがどうしてこんなにも恋しいのだろう。

バナナの黒い部分ってなんとなく僕と似てるなって思って。とたんにやな気分になった。損な性格。

絵馬にね、「佐藤恵理子さんが僕の彼女になってくれますように 斉藤卓也 岐阜県○○市……203号室」みたいに書いてる人がいるわけです。あっもちろん名前は今適当につけたけど。びっくりするよね。まず、この突っ込みどころの多さにびっくりするよね笑 願いごとがまたすごいなあってのとフルネーム〈両方)の質感をともなう痛さ。そして住所をソコまでかくか?みたいな。神様がまよわずご利益を配送できるようにかな。わからんけど。いや、実は住所書く人とっても多いんだけど…これはどういう精神なのだろう。全くわからないや。

どうでもいいや。とりあえず合宿にでも行ってくる。ふん。け。

2006/08/25(金) さるのこしかけの花を見るたびに僕はさるのこしかけだと嬉しそうに言うだろう。
冷蔵庫から出したミルクを
鍋にうつして火にかける
木の取っ手が優しく曇る
マグカップの猫はきっと幸せで
ココアの粉を指で拭う

2005年の二月の日記より抜粋。なんとなく昔の日記をよんでた。というのも、この日記そろそろ丸三年、そして四年目をむかえるんだな。はは、最初の方なんてすごいことかいてら、笑うわ。えっ?いまかいてるのも同じく笑える?うるさい、しってる。
16歳になりたてのころの僕が考えたことなんて、わかるようでわからない、細胞の仕組みみたいな感じだ。でもふっと、こんな文章があったりして、たまたまさっきココア作ったし、われながらふふっと思ったりする。そういえばるろうに剣心って漫画が昔あって、あれ今考えるとよくわからん話だったな〜とか思ったり。

そういえば。うん。タイトルに一曲を書くようになって一年半以上たつんですが、ちょっとやめます。何でも自由に書くようにする。そのほうがおもしろいだろうし。うん。

消えないよ
って僕は嘘をついた
忘れないよ
は、今になってほんとになってた

残酷な僕は くだらないなとはいわないで
努力だけを与えようとはしない
砕けた石と砕けなかった石を数えたら
もう少し真面目なことがわかるかもしれないのに。

2006/08/24(木) のうぜんかつら/安藤裕子
いってきたよー。伊勢志摩。帰ってきたよー日焼けして。

はい、というわけで燃え尽きた八月が終わろうとしています。九月はなにやら忙しくなりそうです。なにしろ課題にまったく手をつけてないのだ。ふむ。がんばろう。ふむ。…あぁ…このまま逃げ出したい投げ出したい飛び込みたかった鳥羽湾!

今日のバイトのびっふぇのあまりものを大量に摂取したのも含めこの4日間飽食美食が続いたのでいささか胃腸がつかれました…太ります。太ります。ふー。

口笛はなっぜー遠くまで聞こえるの?
あの雲はなぜ私をまってるの?
教えてー前者は理系の人。
教えてー後者は文系の人。
教えてーえらそうな細木和子ー、ちゃん♪

…特に意味はありません。
すいません。

明日からは現実世界でしっかり生きていきます。


生まれ変わる必要なんて全くない。朝起きれば僕は新しい僕で。
新しい僕には新しい一日がある。
昨日を葬り、昨日を弔おう。
明日を向かえ、今を笑い、夜には土に眠る。
二つ並んで仲良く土の中で眠る球根は
朝露を浴び幸せそうに双葉をひらく。
アップルミントみたいなにおいで
…そんなことを考えながら、急に去年のことでも思い出す。
去年の僕を思い出すのは、死んだオジイサンを思い出すくらい、むずかしくて、奇妙で、よくわからない。

写真は伊勢神宮

2006/08/20(日) ベイビーバイアス/POLYSICS
おかしいなー、9日以来二回も日記更新したはずなのに…きえてるじゃないか…いまさら書いたことなんてわすれたさ…うん、とりあえず、近況報告みたいのをした気がしたけど、もうするきないからパス。あっ一応箇条書きででもかいとくか。

・吉村が京都に。バンドがとってもやりたくなる。きゃべつをたくさん食べる。
・塊魂の続編を購入。
・五山送り火を見る。
・大阪の服部緑地公園に友人の野外LIVEを見に。ナンバガをとってもやりたくなる。
・隣の家が帰省して数日…明らかにとなりのベランダからきたであろうGブリが我が邸宅で拿捕される。となりのベランダとの境界線に大量のホウ酸団子を散布。
・近所の楽器屋であたらしいエフェクターを衝動買い。バイト代はすぐに底をつく。
・そして…今日、明日からの伊勢志摩旅行のため、部屋の掃除・洗濯・カタストロフィー…

まぁこんな感じです。うん。

というわけで、明日から三日間伊勢志摩にいってくるわけです。お土産が欲しい人はそのむねBBSに笑

なんだろうな、いつもこの日記は誰に発信してるわけでもないんです。自分を広報するためでも自分の日々を綴るためでもなく、そりゃ最初のうちはそういう日記もあったけど、なんていうか。自分に書いてるんです。でも、今日はなんとなく僕の言葉を誰かに発信できたらいいと思う。誰かにものを伝えるときは、簡潔に、直感的に、官能的に(手を握られて心地良いと感じるのと同じように心地良いと感じる方法で)伝えようと思うんだ、僕はいつも。とっても難しい。多分できてない。ごきぶりを見てしんどいと思うのと同じように下手すりゃ僕の言葉はしんどいかもしれない。ふむ。


 正義とか、真実とか、そういう類の言葉はいらない。オレンジとか、明日の9時とかそういう言葉の方が僕にとっては真実で誠実で、正義だよ。
 人間が幸せになる条件ってたくさんあって、ややこしくて、かんたんになんて伝えられないと思う、それでも最近やっと少し分かった気がする。自転車の乗り方を人に言葉でつたえるみたいにたどたどしいんだけど、伝えてみるよ。
よく見てごらん、色んな色があるはずだ。色は三種類しかないなんてどっかの馬鹿がいったんだよ。目をみてごらん、色が毎回違って見えるのは、光の加減なんかじゃない。その人の色が毎回違うからだよ。
でも、見えないものもたくさんあって。暗かったり、まぶしかったり、当たり前すぎて気づかなかったり、複雑でわからなかったり、誰かがいじわるで隠してたりもする。そういうときは、想えばいいんだ。想う。見えないものを想う。それは見ることとは違う。決して見えたことにはならない。けど、それでいいんだ。想うってことに、見ると同じように価値があるんだ。君と人との間には見えない空気の層がいくつもあって、想うことで君の手がその層を破って、その人に触れる。空気の層はなくなることはない。何かとつながることも触れ合うことも、空気の層を必ず隔ててる。だから、大声を出したって泣いたって、伝わらないよ。君がその心で、空気の層をやぶってその声を伝えなきゃ。いつか君の声が、僕のところまで届くことを願ってる。幸せになってくれるといいな。

2006/08/09(水) 翌日/syrup16g
ひさしぶりに良い曲にまたであったな。やっぱ常にアンテナは張っとこう。そして僕はもっと音楽を色々やろうと思った。こういうことをいうと、逃げて弁解ばかりするアホなやつと思われるだろうけど、あえて言う。僕にとって音楽は一流かとか上手いかとかセンスがいいかとか売れるかとかそんなことはどうでもいい。ただ自分がかっこいいと思ってやれればなんだっていい。

いそいでひとごみにそまって
諦めないほうが奇跡にもっと近づくように


ミサイルの飛んでくる空をみたことがない。
焼ける街を見たことがない。
逃げ惑い、苦しみ、灼かれ、死ぬ人々をみたことがない。
うずたかく積み重なった屍体をみたことがない。

人は言葉を紡ぎ、悲しみを伝える。
苦しみを伝え、憎しみも伝え
そうして僕らは戦争を想像で描き
知っているものとしてそれらを語る
何も知ってない
知ってるなんて思ってると
ほんとうに知るときがくるまで何もできないよ

でも人は言葉を紡ぎ、平和を伝える
喜びを伝え、慈しみも伝え
そうして僕らは愛を伝える。

明日を求めよう
朝が来て、昨日が終わって
闇は消え、光が満ち
樹からはまぶしい湯気が昇り
ふかふかの土には足跡が残る

君の足跡は
言葉以上に君の存在を語る
僕らの歩んだ朝を語り
僕らの進む明日を語る


誰かが停められるなら 頼むから停めてくれ
死なないで欲しい 壊さないで欲しい
明日を求める人々に
明日を与えて欲しい

2006/08/06(日) 19歳になります。
 音楽をともにした仲間がそれぞれどんどんおおきくなっていって、いつのまにか自分とは違う分類にしてる、そういう自分、とても情けない。少し前までは一緒に音楽をしてたのに。どうしたんだろう。いままで、今、何をしてるんだろう。

 いっそのことギターなんてひかなきゃいい。ベースなんてすてればいい。ドラムなんか見苦しいだけだし。大好きだったピアノだって、ずっと弾いてなきゃただの昔語りだ。

 どうやったって中途半端な僕はこの古びた街に溶けてしまいそうだ。チョコミントのカップアイスみたいに。
 これは、僕の望んでた年の重ね方じゃない。
もう一度思おう。自分に思い聞かせよう。僕はできる。なんだってできる。臆病なんかじゃない。怠惰でもない。僕は、なんだってできる。

 そう思って、考えて、動いて、当然の結果としてたくさんの失敗をしよう。僕の19歳は、失敗の歳でいい。子供の倫理も忘れない。大人の倫理も覚えてく。誰にも負けないだけ失敗して、誰にも負けない素敵な人になってやる。

というわけで19になりました。明日誕生日。ちょっとデカイこと言ってみた。妄言。

大切な人がいるっていうことは、なんて素晴らしいんだろう。
この素晴らしさは、すぐに色んなものに紛れてしまって、なんかのひょうしに落としたり、失くしたり。ここを見てる小さな人たち。もう一度、大切な人がいる素晴らしさを見て欲しい。

なんだって平気だと思えるのは、君がいるからだよ

2006/08/05(土) 革命のエチュード/Chopin
どうしようもなくなった。そんな気分だった。きっと誤解されただろう。僕はただ、まっすぐ見ようとしてただけなのに。空気が重かった。呼吸がしたかった。僕はただ、じっと見ようとしてただけだ。世界の秘密が描かれた設計図、ひっくり返せばただの白紙だろう。それをいうとどうして怒られる?道端の排水溝を見てみろ。みんながいろんな大事なものを落としてる。拾ったりはしない。またコンビニで買う。

抱きしめればとりあえず伝わるだろう。そんくらいの甘い希望的観測は許して欲しい。

さりげなくきたその瞬間から      生命線の輪郭を辿る間の呼吸
君の声なんて聞こえない          街で観るピアニッシモの人
十二回の鼓動のうちに               凍て付いて月に思う
幸福論をとなえる                    さあ海へ行こう
光る君のこと                         もういい?
否定する                           君を見る
眩暈                                眩暈
できない                           その眼に
空を飛ぶには                       嘘はなくても    
鼓動がたりなくて                   さよならをいって
十二回の息継ぎのすえ             風邪をひいたら電話して
僕は両腕をだらりと下げる         思い出みたいのを拾ってみた

2006/08/01(火) TEXAS/安藤裕子
求める空想や理想の先には、何もなくていいんだ。
ただ、規則正しい寝息が部屋の空気を真空にしていく明け方、僕は洞窟の中の深海魚みたいに小さな窓から星を見る。
思い描かなかった幸せを、人はどうして幸せと呼ばないのだろう。目標達成とかなんとか…そんなものがなんだというの。空想や理想の先には、何もなくたっていい。

ヘッドフォンなしで歩く夜道、涼しい風と、どっかの家のカレーのにおい。通り過ぎるゆらゆらゆれる携帯電話の画面はホタルみたいで、いろんなことを思い出す。

八月。また八月が来た。今度は逃げない。僕はここだよ。


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