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2006/04/20(木)
コントラスト/クラムボン 黒い宇宙/BJC
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結局ギターも出してない。何だかな、サークルも決めてない。何だかな。そんな気分の夕方。木曜日は早引きDAY。食料が尽きたことに気づいたので出町商店街へ。八百屋と肉屋とパン屋とスーパーを巡りチャリかごと両ハンドルに引っ掛けられるだけいっぱいの食料GET。ちゃっちゃと料理して作りだめして冷蔵庫へ、これはこれからの作業。そろそろ掃除もしないといまだにサークルのビラが部屋に散乱してる。そうだ、スープを作ろう。ジャガイモもたまねぎもあるぞ。鶏肉もちょっとだけ奮発して買ったから。時間もまぁまぁあるし。夕方になるとまだ寒い。東京はもう20度を越える日が続いてるみたいだけど。こっちはまだ春ともいえない。それともこれが京の春なのかもな。
朝、独り。遅刻が続くのは起きたくないから。小中高と遅刻はしない男だったのだが。がんばらなきゃ。いきなり挫折してどうする。このままじゃ本読みに学校いってるようなもんだ。
ハジメマシテと言葉を交わす、この人の高校の友達が今頃この人のことを思い描いてるに違いない。今頃、どんな人たちとどんな言葉を交わしているんだろうか。どんな授業をとって、どんなご飯を食べて、どんな風に笑ってるだろうか。そう考えたら、僕はその人に話しかけるべきではなかった気がした。もちろん何の根拠もない。僕は思う、とても思う。君は今どんな人とどんな言葉を交わしているのだろうか。 そんな時は鴨川を思う。大きく、穏やかに、流れる。どんなに小さな一部分を見ても、その一滴一滴を見つめても、流れている。
今まであったすべての人に、もう一度会える世界があると、僕は信じている。死後の世界とかその類ではない。僕は宗教は信じていないが、この感覚界がすべてではないと信じている。ここで触れ合った存在が、いつかまた大きな流れの中で再び出会うと信じている。海はまだ遠い。沢では岩も多く、流れも速い。景色は目まぐるしく変わり、ゆっくりと景色も見れない。河口では、広大な流れが悠々と流れる。すべての沢の一滴一滴がまた出会う。 いつかまた大きな流れの中で再び出会うと僕は信じている。
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