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2006/03/24(金)
別れの曲/ショパン
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確信がある。キャンディーカラーの君はいつも僕の知らない世界で楽しそうで、僕のことは三ヶ月で完全に忘れ去るだろう。理屈にならないこと、言葉にならないことを、痛切に教えてくれたのは、いつもこの駅のホームを歩く時。独りで。もう年単位で年が過ぎた。おなじことを思ってた。結局、君はキャンディーで、僕はダルトーンなだけだった。幸せになってくれなんて僕が願わなくても君は勝手に幸せになる。ただ元気でいて欲しいとは思う。
ひとつひとつ結び目を作っていく。順調に毎日をこなす。片道切符ももう慣れてきた。
ものすごく後悔した。言うべきではなかった。いや、でなくば最後まで言うべきであった。電話なんかできるわけない。
殴りたい優しい気持ち。
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