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2006/10/17(火)
WAY/浅井健一
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光を求めれば、どうしたって僕の後ろには影ができる。 光があるということは影があるということで。 影を無くすには存在を無くす。
きっと体のでかい僕は、うすらながい影を後ろに落としてるはずだ。 その影は地面を冷やし、湿らし、 闇を育て、誰かを捕らえる。 僕の光に釣られた誰かを捕らえ、傷つける。 それでも寂しがりやの僕は、光を求める。 それで小心者の僕は、後ろを見る。 光を背に、自分の影を見つめる。 その中で、育つ闇と 迎える苦しみと 越える悲しみを見る 光を背に自分の影を見つめる。
光を背に自分の影を見つめる。
光があれば、影が生まれる。 彼らの掲げる神の、そのまぶしい光 その光をさんざんに浴びて、陽気なアメリカ大陸 その大陸の何倍もの大きな影が世界の半分を覆ってる。 彼らはサングラスを探すことにしか興味はなく 影なんてみちゃいない。
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