徒然ジムノペディ
ここは管理人KAHNの日々の徒然を書き綴ったどうしようもないページです。
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2005/06/30(木)
ピアノソナタ『悲愴』第一楽章/ベートーヴェン
想像以上に弱い。
自分が何を考えてるかなんてまったくわからない。
ただ直感的にすべきだと感じることをやってる。
それでいつも失敗する。
現実は放物線で、僕にはその弧は描けない。
2005/06/29(水)
猫/KAHN
ぼくのせかいは月が七つ星空にでて
七色の光が 君の横顔に影をつくる
教えたかったそのことを
ぼくのせかいは常に何か失い続けていて
君の鼓動が 僕の時計を少し進めた
言葉は鳴き声にしかならなかった
愛しく思う気持ちは首を絞める
哀しく憂う気持ちは言葉を奪う
背中をまるめれば夢の世界
僕は猫になる
額をなでればお伽の世界
僕は猫になる
2005/06/27(月)
よっつのクローバー(原題:wish to be with you)/Peterpansyndrome
愛とはお互いにみつめることではなく、二人で同じ方向をみること。
→引用があいまい。ついでに字句もあいまい。誰かの言葉
やっとわかった。僕は君自体に興味はあまりない。君の見ている方向に興味がある。
キャンバスみたいな曇り空が君を包む
想像だけなら飛んでいける 青い羽根ひろげて
僕の手はピアノだけひければいい
2005/06/26(日)
黒い宇宙/Blankey jet city
なんとmp3プレイヤーが壊れた疑惑。まじこまる。修理出してなおるならいいけど、中身20G分消えたらホントに困る。いくらの損失だかわからねぇ…手間も考えると。ほんとに困った。
別に部活動の二年半を回想する気はさらさらない、そんな気分でもない。
本当に美しいと思う街で暮らしたい。
本当に美しいと思う家に住みたい。
本当に美しいと思うソファに座って
本当に美しいと思う音楽を聴く
2005/06/25(土)
ピアノ小曲『メロディー』・『アリエッタ』/グリーグ
もしも何かいいことがあったら温かい気持ちになる。それが幸せ。それは、そのことが夢の中でも現実世界でも僕には大差はないんです。
嫉妬とか、美への耐え難い欲求とか、その種のものをかんじて悲しくなる度に、僕は蝶の死骸を思い浮かべる。道ばたで、華麗な羽根がボロボロになった蝶の死骸。あれほど鮮烈に諦観や無常観を印象づけるものはない。
なんか、蝶のことばかり考えてる。脳の半分は空想世界にいる。
蝶がふっと僕の前を通りすぎると、脳の半分の現実世界と半分の空想世界がリンクする。ふっと、何かに気付く。
僕は受験勉強はしない。勉強をする。
2005/06/24(金)
OTOGI Nation/Supercar
もしもシリーズ。もしも人間が雌雄同体だったら。カタツムリみたいなヤツね。一定年齢に達するとどちらかになるってやつ。そもそも、まだ性決定してないカタツムリ二匹の出会いと恋愛プロセスとか想像すると面白い。どうやって決まるんだろう。
暑い。なんだかんだで部室に通う日々は終わりを告げた。ふふ、微妙な感慨。
本を読んだ、すごく久しぶりに「今日は死ぬのにもってこいの日」ナンシーウッド。すごくよかった。以上。
大好きな小説は福永武彦の『草の花』
大好きな映画はもののけ姫
2005/06/21(火)
リコシェ/くるり
僕は思う 本当に思う
君みたいな奴は百人ぐらい居るんだろう
別に君じゃなくてもいいだろうに
何気なくシャッフルで流しつつぴくっと来てリモコンの題名を見る曲たち。結局今日はコレ一曲10回以上きいた。なんてこったって感じの曲をやっぱ岸田は書いてる。尊敬とかじゃないね。感服、脱帽。ところでリコシェってなに?誰か教えて。
なんかこういうこというのってものすごく俗っぽくてためらわれるのだが…敢えて、なんかこの曲Blankey Jet Cityの『幸せな人』って曲と似てる。両方持ってる人是非つづけて聞いて見て。何が言いたいかってとパクリとかなんとかそんなくだらないことじゃなくて…なんか人間のインスピレーションの共通項みたいなものを感じただけ。多分、浅井健一も岸田繁も、オレはこういうところに惹かれたんだな。ふむ。
僕は時々思う この世界で 一番幸せな人を
何を手に入れたら感じられる?
どこにもいないぜ そんな人は
人は時々話す 遠い未来 僕達はこの世にいるのだろうか
過ちもなく 悲しみもない世界 そんな世界が素敵だと言えるのか
(BJC/幸せな人)
2005/06/18(土)
赤いタンバリン/Blankey Jet City
暑い。
あの子のことが好きなのは赤いタンバリンを上手に打つから
流れ星一個盗んで目の前に差し出した時の顔が見たい
愛という言葉に火をつけて燃え上がらす
いくらか未来が好きなる
I love you baby,人は愛し合う為に生きてるって噂
本当かも しれないぜ 赤いタンバリン
(赤いタンバリン/BJC)
あの子のことがすきなのは 虹色のフィルターで世界をみてるから。
2005/06/17(金)
Story writer/SUPER CAR
空想の旅から帰還。さすがに自分の文章力のなさがいやになりました。
いやね、ただテスト期間中書いたら絶対グチばっかになるなと思い、でも書かないのもむずむずするんで形式をかえただけで。テストも終わったところで…。あらら、全然解放感ないわ。受験生はいつでも気分はテスト前。勉強しなかったテスト前日気分。
自分が喋るべきかどうかを、その言葉が沈黙よりも価値を成すかどうかを判断基準にする。それが理想なんだけど、そうすると僕はほぼ一言も話せなくなる。それもわるくないけど、残念ながら社会はそういう風にはできてないや。
カットスタジオ(マスターが床屋じゃないと言い張るんでw)のマスターがとてもいい人。人間的に。もうかれこれ6年通ってるけど、なんか楽しみながら髪をいろいろいじってくれるのが嬉しい。ちょっと保守で右派なところもあるけど、サッカーをこよなく愛すし床屋特有の雑学豊富なところもおもしろい。いい人とか楽しい人の価値判断って本当に複雑だなぁと思う。
もしオレの受験がうまくいったら、あの床屋(じゃなくてスタジオか笑)に通えなくなるのがいやだ。
2005/06/15(水)
星空と沈黙W 哲学者の塔
建物の中は完全な吹き抜けになっていた。下を見ればそこが見えず、上を見ても天井も見えなければ空も見えない。おかしい。自分が今いるのがその巨大な円柱の中頃なのか下の方なのか上の方なのかすらもわからない。正面にはゴシックな手すりのついた大理石の階段が円柱の中央に伸びていて、中央には、そうだな、正三角形の一つながりの廊が三つ立体的に絡まった形の物体が浮かんでいる。三つの正三角形の輪はどこでもつながっていない、ただ知恵の輪のように絡まっていて、どこにも枝わかれはない。完全な輪の廊。今僕が立っている階段がその浮かんでる物体のどこかにつながっているみたいなのだが、どこにどのようにつながっているかは、僕のいる場所からは見えない。辺りを見回してみた。僕の入ってきたこの大きな扉と中央に伸びる階段。そしてその先にある浮かぶ幾何物体。それだけ。後は何もない。上をみても下を見ても何処にも扉はなく。またその物体から伸びる他の階段もない。
僕はとりあえずその階段を上り始めた。物体の手前まで行けば何かわかるかもしれない。足跡は気味悪く大きく反響し、不快な残響音が重なっていった。僕は十歩ほど登り止まってみた。足跡のこだまは鳴りやまない。まるで誰かが僕のかわりに歩き続けてるみたいだ。耳をすましてみると、最初に僕がここに入ってきた時の扉の音までまだ聞こえている。やれやれ。僕は頭を振ってまた歩き始めた。今度はもっと早く。
おかしい。曲がり角?僕は曲がり角に出くわしてから初めて辺りを見回した。もちろん今までだって用心深く辺りを見ていたわけだが、特に変わったことはなかったので意識に入ってこなかったんだ。今だって、目の前にはただただ階段が続いてるだけだったはずなのに、いつの間にか曲がり角に出くわしていた。僕はふり返った。20mほど先でまた道が曲がっている。おかしい、僕はまだ一つも角を曲がっていない。僕はもう、一つの正三角形の中にいた。一片20mほどの正三角形で、もう二つの正三角形が知恵の輪のように絡まっている。僕が来たはずの階段も扉も何処にもなくなっていた。ただ果てしなく伸びる円柱の中の奇妙な三つの三角形の一つに僕はたっていた。まいったな。これじゃあ出口どころか他の三角廊にうつることもできないじゃないか。
少し考えてから。僕は進んでいた方向に一周してみることにした。
6月絵日記の続き
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