徒然ジムノペディ

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ここは管理人ＫＡＨＮの日々の徒然を書き綴ったどうしようもないページです。

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2005年4月

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最新の絵日記ダイジェスト

2007/06/08		夜の弔い
2007/05/08		人は決して眠らない。
2007/02/28		ひどい戯言。
2007/02/08		いやなもの
2007/01/03		１月４日午後６時国立駅集合

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	2005/04/30(土) In My Life/TheBeatles

夢を見る　霧の中
大きな樹に手を当てて　そのまま中へ入っていく
僕の細胞の一つ一つが　一度壊れて　またつくられる
ぷち　ぷち　て芽が出るみたいな音が全身に響く
鳥が鳴いた　日が昇って
鋭い角度の朝日が　僕の細胞の隙間にしみこんで
手を前に出して見ると　両腕が光を放ってる

	2005/04/29(金) 夜明け/自作

君はスヌーピー
こんなことを言ってたな、去年は。

ひどく弱い僕の精神は、強い日差しに当たると溶けてしまいます。

一生懸命問題集をとこうとしてふと思う、余計頭を悪くしてるだけじゃない？　僕はフラワーをこねてケーキを焼くみたいに実体のある幸福を手に入れたいんだ。

	2005/04/28(木) 黒い宇宙/Blankey Jet City

ハッピーバースディ岸田（くるり）
今日の一曲はくるりにしたかったけど、だめ、黒い宇宙が頭から離れない。
浅井健一しかりレノンにも共通するんですけど…幼稚で単純な言葉で多分他の人がいったらものすごく偽善っぽくわざとらしくあるいは馬鹿みたいに聞こえるのに、彼らが歌うと…ホントにすぅと染みる。不思議すぎて説明のしようはない。

たとえ太陽が地球が燃え尽きても
静かな黒い宇宙で逢える気がする
黒い宇宙で　逢える気がする
オレンジ色の花のようなこの気持ちさえ
忘れなければ　　　

これから大人になるわけだけど、少なからず少年でいることに固執したいと思う。

疲れたな。なんだかふらふらする。

	2005/04/27(水) 四つのクローバー/PPS(予定)

心をよくいろんな所に置き忘れる。傘をコンビニに忘れるみたいに。
僕の心の一欠片は昨日の公園の大きな木の下に置いてきた。一欠片は去年の晩夏の駅前に。もう一欠片は去年の夏の花火と月の下に。ほんのちょっと三年前の十字路にも。
しばらくは心の中身がない状態が続くかも。うわのそらくるくるマフラー。景色が目に入らない、隣に人がいることすら忘れてしまう。今いるこの世界に感覚がない、まだ木の下に座ってる。あるいわ花火を見上げてる。戻って来れない。しょうがないからガムをかむ。
最近ガムの量が病的。一日１５個くらい食べる。かんでないと落ち着かなくてうずうずしてくる。まぁ煙草よりはマシでしょう。

より複雑な方へ、より細密な方へ、水は流れていく。毛細管現象。
より複雑な世界へ僕は踏み出したみたいだ。自分の利益と他人の利益、もはやそれだけじゃ測れない世界。いっそのこともう一次元つけたしてしまいたい。平面の迷路を立体にするみたいに一気にものごとは片づいてしまうんじゃないか。
僕の世界は浄化を望んでる。

一枚一枚剥がしてく。重ねた嘘を剥がしてく。そろそろ色んなことをばらしてみたい。もうばれてるかもしれないし。

	2005/04/26(火) ピアノ協奏曲作品１１/ショパン

第九を歌う。良い経験にはなった。面白かったし。すごい背の低い白髪のおじいさんがコントラバスを弾いてて。なんだか宮沢賢治の登場人物みたいだった。

古い本みたいなサンドウィッチをほおばる府中の公園　ショパン　ゴールデンレトリバー　優しいノイズ　終わりが近い春風　トリル　木の感触　素敵な昼下がりでした。

月の砂漠をナウシカの翼で君と飛ぶ夢を見た。

	2005/04/25(月) BLUE BLUE BLUE（仮題）/自作（未完）

ゆっくり歩いて帰る　カフェのテラスには二人の老犬
この昼下がりの優しさを　包んで持って帰りたいな
なんだか不思議なことは　素晴らしいことの始まりで
ふり返る　ふと笑う　遠い遠い並木道
『風が吹く　流れる流れの中で　ひとつ拾い握り締める』

ゆっくり考えてみる　マシュマロ踊るココアの渦
この目に映る四角い世界を　端っこから剥がしてく
なんだか嬉しいことは　苦しいことと似ていて
『浮かび上がる景色は虹を求めて　歩き出す足跡を残して』

ほころびまどろんだ意識と言葉　ほんの一握りの真実

君は笑う　僕は笑う
君は笑う　君は駆ける
君は笑う　君は笑う

	2005/04/24(日) プリズム/YUKI

中山文科大臣のとんでもない教育観を目の当たりにし、言葉も出ない。そして、なぜこれが容認され支持されるのか…もうこの国の世論はアヒルの群れだな、所詮は競馬とパチンコ芸能ニュースの詰まった脳みそじゃアヒルだな、そこの車内で競馬新聞よんでるおっさんよ。

「漢文の素読を小さい頃からすべきだ」
まじかよ…？一瞬冗談で言ってるのかと思った。。。は～ぃ、教育学とかその辺の知識人さん、なんか言ってあげてくださいよ。。。
漢文の素読、確かに滅私報国の全体主義国家を作るんだったらこれ以上有効な教育はないだろうよ。。。何も考えずにともかく覚えろと。孔子には失礼だが…何千年も前のかびくさい思考タイプを。
本当に文字を脳みその移し替えることが知だと思ってるのか。知の原動力となるものは批判性と方法的懐疑だ。それを欠いて生産された人間はシリアルナンバーを順にふった方がいいくらいの人間で、そんな人間よりはWinXP一台の方が（その規準で言ったら）はるかに頭良いぜ。

「結局は国に守られてるんだから。もっと民族としての歴史を尊重すべきだ」
もう、こんな論理にもとらない発言が２、３行に一回は出てくる。。。こいつ、まじとんでもねぇ。はい質問、民族って何民族ですか？まだ日本が民族国家だって認識か？こいつは…。国家概念と民族概念、流石に教育のトップに立つべき人間はもう少し発言に頭の悪さを滲みださせない方法を考えるべきだろ笑

…あぁもうだめだ。つっこみだしたらきりがない。

そして気付く。彼の経歴。ラサール高校を出、東大。はいはい、わかりました。こいつそのものが詰め込み教育の弊害ですね。身をもって示してくれてます、その害を。わかったから…君は間違った教育による被害者だから…とりあえずそのポストを退け！

今教育の問題としてとりあげられてる問題の大部分は教育との因果関係ではなく、めまぐるしく変革した社会構造との因果関係にある。皮相に浮き出た社会問題を単純化し教育に責任有りと教育を変質させてしまったことがそもそもの間違い。ゆとり教育が叫ばれた時からそう。そしてまた逆方面に変質させようとしている。ったく…変なとこだけ急進的なんだから…。
腹が痛いからって腹をメスで切ればいいってもんじゃないんだよ。
そのおかしな変質が教育現場に歪みを生んでることを、アヒル大臣にわかるわけもないか。

	2005/04/23(土) カジャカジャグー/POLYSICS

忘れてたよ。オレは究極の負けず嫌い野郎だったよ。絶対悔しい、負けてたまるか。三年間封印してきた努力ってものをみせてやる。出来るはずだ、そう思いこんでやる。有言実行！指数関数の如くガリ勉野郎共を抜いてやる！

三年間のペシミスティックなまったり生活に慣れて、ダイナミクスをなくしてた。燃えてやる。本気だしてやる。

記録：2005/4/23よりスタート。

	2005/04/22(金) Peace/JUDYandMARY

やはりジュディマリは日本のポップ界の大御所であったことは否めない。未だに超えるポップバンドが現れない、と僕は思う。

六時くらいに帰宅するのが一番生活としてゆとりがある。将来就職する上でもっとも重視するのは職場環境と休暇及び勤務時間の短さ。当然。たとい高い金もらっても牛馬の如くじゃ意味ないし。絶対に自分が企業を選んでやる。企業に選ばれてたまるか…よし！勉強しよっ。目指せ高学歴。

…受かるわけねぇ。なんでみんなあんなに勉強してるんだろ。。。こんなやつらが全国にいるわけで、さらに＋１年勉強してる連中が半分以上か…受かるわけねぇ。。。どうしよう。ほんとにどうしよう。

紅茶のタルトが美味しくって、ちょっと視野が広くなった。あ～ぁ、またやっちゃってる。いつもこのしっぱいだ。なんども思う、行動する前に行動する時間の３倍は考えてから動こうと。でもそれってすごい難しい。オレの脳はどうでもいいことを考えるためだけにぐるぐる回る。ぐるぐる回る。

流星の大群がこの街に降ればいい。輝く宇宙の光が僕らの醜い構造物を粉々にしてくれるんだろうな。うるさい人間どもはぎゃーぎゃー騒ぐんだろうな。どこで見ようかな、近所の公園でいいか。きっとオレは最後の一個に潰される気がするんだ。
ベンチに座って丘の上から粉々になる僕の街を見てる、ドーナッツとココア片手に。鼻歌でもうたう、ノクターン。そんなことばかり想像してる。

	2005/04/21(木) piano girl/くるり

彼は悪魔に血を売ったんだ
歌姫にそそのかされて
こないだから戻らないんだ
胸が痛むんです

人だって平気でだますし
笑顔だって涙だってあふれるさ
何のやりかたも全部知ってる
お願い私をだまさないで
　　　　　　　　　　　　　　くるり

頭の中までキャンディでいっぱいの彼女は、もものかんづめみたいで、甘いんだけど少しだるい。幸せかな。しあわせだろうな、君は。君については敢えて多くは知ることがないようにしてるんだ。幸せだから。
もう少し観念的で形而上の存在になれたらいいのに。憎悪の対象にも愛情の対象にもなりたくない、なんのオブジェクトにも登りたくない。
お願い私をだまして。

電池で動くおもちゃになりたい。がーがー、君が飽きるまでいいから、がーがー。

4月絵日記の続き