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2005/12/17(土)
ビーグルみたいな黒い目をしてた大切な人
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きんきんに冷えた冬の夜、サクサクした秋の道とは全くちがう、キラキラした冬の道。銀の月と銀の星が無造作に貼り付けられた空の下では、その時にしか感じない感覚やその時にしか考え得ないことがたくさんある。剥がれるように思い出した記憶の忘れものが、崩れて胸にしみこむんでる時、暖かい家に入ると終わっちゃうから、少し遠回りして歩く。
ビーグルみたいな黒い目をしてた大切な人。好きでも愛しいでも親しいでもなく、 「大切」だって素直にほんとに思った唯一の人。 スヌーピーに恋する人なんて、きっと馬鹿にされる。
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