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2004/09/08(水)
今シーズン2度目の空の嵐
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いやいや…。いい加減にしてくれませんもんでしょうかねぇ!?既に皆さんにはお分かりかもしれませんが、矢葡家は農家です。稲穂が実るこの時期に暴れられると非常に困るのです。稲が倒れてしまうから…
地震や嵐で身の危険を感じると、妙に(広義での)性欲が刺激されてしまう人間と同じみたく、稲も嵐で倒れて穂が水分と地面の土に接してしまうと、自己の複製を願うのでしょうか発芽します。(まぁ刈り取られてもしばらく置いておくと発芽するので乾燥機にかけますがね。)ぶっちゃけ発芽してしまうと米は売り物になりませんから、それこそ大変です。
だから稲が倒れると、成熟の度合いに関わらず即効で刈ってしまう必要があるのです。家族は慌てます。殺伐とします。ろくな事がありません。
こんなこと言ってると、あまのじゃくは「発芽米が売られてるけど?」みたいな事言ってくる。がしかし、発芽米と言うのは飽くまでサプリメント的な意味合いでしかないのです。今後一年間ずっと発芽米しか食べられないのでは気分悪いでしょうに…。SMにてMはMだからこそ虐げられる事で悦ぶのと一緒です。
「敢えてやる」…このキーワードが有るのと無いのではえらい違いです。発芽米は敢えて発芽させてるから、買う気になれるのです。そう考えると世に蔓延る「無農薬」という触れ書きも皮肉です。無農薬=手抜きの場合も往々にして有り得ますからな。というわけで、敢えて虫に食われた野菜を買おうとするのは止しましょう(笑)そういう野菜に限って「敢えて無農薬」ではなく「手抜きで媚売り」なんですからなぁ…この辺が難しいのです。
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