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2006/03/04(土)
ルシア
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私は最初こう思った。ドッグショーで勝った負けたと言って騒いでいるのは、人間だけで、イヌは嬉しくも何ともないだろう……と。近しいある人にも言われた。「あんな(ショー会場)所まで連れて行かれてイヌが可哀想」私のしていることは回りには奇異に映ったようだ。 けれどもルシアに出会って、そんな考えは間違っていると思った。 ルシアは訓練される事をことのほか喜んだ どんなに叱っても『わかったわ、がんばるわ!』って言っているようだった。私が練習の時バテてしまっても『何やってんの!ママ、行くわよ!』と、ドンドン引っ張って行った。今日は暑い(寒い)からこの辺でやめておこうかと思っても、『やーよ!まだやりたいわよ!ママどう?これでイイ?』って触発してくれる子たった。こんなに教えられる子はいない! 可愛い子は結構いる。人をメロメロにさせる子もたくさんいる。 でも、ルシアはリングの上で採光を放つ子だ。 ルシアは私には過ぎたイヌだろう。でもママはルシアの本能を生かしてあげる!ママだって頑張るよ ルシアに負けてなんかいられないわ
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