|
2014/05/06(火)
奇病
|
|
|
「手足が腫れてきて39度の熱が出ました」とメールで知らされたのが4月26日。 結局その原因もよく分からないまま、「麻疹の疑いがあるので、伝染るといけないからしばらく会わないほうがいい」と言われ。 手足が腫れるってどういう事?と思いつつ、その後もメールで「今度は左顎が痛くなってきた」とか言ってくるので、きっとこれは、「伝染るといけないから」という口実で会わないようにしてちょっとずつ距離を置き、次に「顎が痛いので電話もできない」ということにして、このまま自然消滅を狙っているのでは、と、もともと男性不信の私、さっそく疑い始めてしまいました。
仲良しの友達から偶然電話が来たので、思わず相談すると、その子も「それは何かおかしいな」と。。。
世間はゴールデンウィーク真っ只中ですから、ちょっとだけ他の予定も入れたけど、でも一応一緒に過ごそうと言われた場合に備えて、予定は極力少なめに抑えておいたんですけど。 最初「3日の夜に会いましょうか」と言われたんだけど、すぐに「3日は休むことにするから、6日にしましょう」と前言撤回されて、 「これはまた絶対、6日になったらドタキャンしてくるに違いない」 と踏んで、私はもう何も期待するまい、と完全にふてくされていました。
それでも、6日の朝「今日ホントに会えるんです?」みたいな(結構投げやりな)メールをしたら「大丈夫」っていうので、適当におかずとか少しだけ作ったのを持って、お見舞いに行くっていう名目で、山科に向かいました。 それでも電車に乗って向かってる間も、いつ「やっぱり急に体調悪くなったのでごめんね」メールが来るんだろうって、めっちゃくちゃ疑心暗鬼の状態でしたけど。 お相手の家の場所が分かりませんので、駅まで迎えに来てくれるってことで、約20日ぶりくらいに、以前疎水沿いの桜を見に連れて行ってもらった時と同じ場所でようやく、再会したわけですが。
5月に入ってちょっとあったかくなってましたので、彼は素足にビーサンみたいなのをつっかけていたのですが、その足が真っ赤に変色して、日焼けの後みたいに皮がめくれ上がっていたので、目を疑うと、手も同じようにボロボロになっていました。 それを見て、今までの疑いが一瞬で消え去り、むしろ病人を疑ってホントに申し訳なかったと思いました。 そして、この人のことはもうちょっと信じるようにしようって思いました。
|
|
|