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2014/04/13(日)
帰阪
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金曜日から友達の結婚式のために東京に行って、ついでに関東在住の友達にも会ってきました。約1年ぶりの東京。 3日間のうちに仲良しの友達にも随分たくさん会いました。写真を見返しつつカウントしてみたら実に18人。いつしか、こんなにたくさんの人たちが東京に流れていったんだなと思うと、時間の流れを同時に感じます。
この春にうちの母校の大学院を卒業して、晴れて社会人になった友達が結構いますが、特に仲の良かった数人が、就職して大阪から関東に移りました。その子たちを先月大阪で感慨深い気持ちで見送って、しかしながら今回またすぐ再会したので、お互い何となく拍子抜けというか、何だ1か月も経たないうちにまた会ったか、ってな気分。とは言え、この機会を最後に、さすがに今後は今までのように頻繁に会うことはできなくなるので、ちょっと感傷的になった部分もあり。
というのも、9時半新宿発の夜行バスで帰ってきたのですが、ふとスマホを見るとメールが入ってきてて、今回東京で会った1人、先月卒業したばかりの新社会人の友達が、わざわざお礼を伝えてきてくれたので、 「こちらこそありがとう、これからは今までのように簡単には会えなくなるけど、東京で仕事頑張ってね」と返したら、 「そうだね…あんまり会えなくなるけど、俺はみわちゃんに出会ってほんま良かったなと思ってる!また近いうちに会えたらいいね!」 と再度メールして来てくれましたので。
その子は日頃そんなに素直なタイプじゃないので、そういう子に「会えて良かった」とかそういうことを言われると、やっぱりちょっとビックリするし、でも軽い発言ではないんだろうと思うし、それはやはり有り難いことだと思いますね。 その子とは実は結構長い付き合いで、私はその子が大学1年生の時から知っているんですが、その青春を謳歌する姿、時には苦悩する姿を見てきたし、私のほうがだいぶ年は上だけど私のほうが愚痴を聞いてもらったこともあったし、逆にその子が人生初にして最大の失恋をした時には、正直かなり非常識な時間帯に非常識な長電話につき合わされたりもしたけど、そういうのを通して1人の人間が成長していく課程を、友人として応援してきた、それはそれで私の人生の中でも1つの思い出にもなっているというか。 この数年の間に、随分多くの人に会い、別れてきたわけですけど、一瞬だけ顔を合わせて二度と会わなかった人もいれば、すれ違っただけと思いきや、こうして私の人生の一部になった人もいる。それは偶然か必然かも分からないけど、考え詰めると空恐ろしい気もしてきます。
カレンダーよりも少し遅れて別れの季節が来たような感じですけど、それでも、私が時々受け取る「あなたに会えて良かった」の一言は、どんな贈り物よりも大切にしたいプレゼントのようなものです。
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