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2014/03/06(木)
世界のハイトーンボイス
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2年ほど前ですが、某SNSで、台湾の友達に韓国の2人組ユニットの歌う『販売王』という歌を教えてもらいました。それが、2人は大真面目に歌ってるんだけど、しかも2人組のうちの1人はヘビメタ的ハイトーンボイスを巧みに操って熱唱しているんだけど、歌詞は「お客様は神様です」みたいなふざけた感じの、言ってみれば韓国版SEX MACHINEGUNSのような感じ(ん、古い?)でした。
今日久しぶりにその『販売王』を聴きまして、改めてこのハイトーンボイスに魅せられて、発声の方法としては「ヘッドボイス」というらしいですが、ライブ映像とかいくつか見てみたけど、このボーカリストの安定感が半端ないのです。自分の持ち歌だけでなく、他人の曲をカバーしても崩れないところが、実力を表しているなっと感じます。
▼X JAPANも歌える。 「つ」が「ちゅ」に聞こえるから気を付けて、とかいうコメントが付けられてるけど、韓国人にはニガテな発音なんだから仕方ない。そこじゃなくて、やっぱりこの気持ちの良い高音のほうに意識を向けてほしいね http://www.youtube.com/watch?v=FpvTnRsCMcw
高音はX JAPANのTOSHIより楽々出してる。TOSHIがもっと喉からの声ってカンジで苦しそうなのに対して、この人は「ヘッドボイス」って言われるだけあって、もっと脳天のほうから出してるような気がする。だから喉が辛くなさそうなんだよな。 こういう声を聴いてると、また歌の練習したいなって思ったりもするが。。。
ちょっと興味が沸いたので調べてみると、この人の名はイ・ヒョク(Lee Hyuk)、子供の頃に舌を半分くらい切断する事故にあって、普通に発音することもままならないような状態だったのに、歌が好きだったので必死でトレーニングしてここまでになったのだとか。 本当に、気持ち良さげに歌ってる姿を見ると、「歌うのが好きなんだなー」って、それが伝わってくるのが良いんですね。
イ・ヒョク氏のことを調べていくうちに、とあるブログにたまたま辿り着き、その中でブログの筆者が氏のことを「同じ韓国を代表するシンガー:キム・ギョンホの最大のライバル登場といえそうです」と書いていたので、ついでにそのキム・ギョンホも調べてみたら、こっちの人のほうがキャリアも長くて、もっといかにもヘビメタさんって雰囲気の人でした。穏やかそうな顔立ちですのに。なんだか坂本英三を彷彿させる懐かしい歌声でした。彼女?もしくは奥さん?は日本人だそうで。
そういや、台湾にも、1人結構高い声の出る人がいますよ。信楽団というバンドのボーカルの信っていう方です。 あ、この信楽団っていうのは、日本語読みすると「しがらきだん」って読めちゃいそうですが、「楽団」は中国語で「バンド」の意であり、信さんのバンドっていう意味で信楽団なので、無理矢理日本語で読むとしたら「しんがくだん」になるかと。結構有名なバンドらしくて、友達にも何人かファンがいて、その子たちがカラオケでよく歌うので、それできっかけで私も覚えたんですよね。 でも個人的にはあんまし好きじゃないかな。この信さんの荒削りな歌い方がどうも好みでない。「ロバート・プラントを思わせるハイトーン・ボイス」とか書かれてたりするんだけど。
▼その信楽団の代表曲「死了都要愛」の韓国語バージョンを歌うイ・ヒョク氏 http://www.youtube.com/watch?v=HcQB2dWn3Og
いや〜、男性の高い声が昔から好きでですね。のびのびと歌ってくれると、気持ちが良いのです。 アジア圏もこんな実力派揃いだとは知らなかったです。いやはや。
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