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2014/03/03(月)
咄嗟の一言
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昔っから頭の回転がニブくて、うっかり口走った一言に後悔することがあります。
今日の残業中、8時過ぎだったと思うけど、隣の席の尊敬する先輩が、まだ帰らないの的な事を聞いてきました。はい、たまにこの日記に登場する例の先輩です。私は、 「8時半には帰ろうと思ってます」 と答えました。 実際眠たいし適当に切り上げてさっさと帰ろうと思ってました。でも、先輩が毎日朝8時半くらいに出社している(=つまり10時出社の私に比べて1時間半も早く会社に来ている)のを知っているので、できれば先輩よりは遅く帰るべきだよな・・・とか、考えて、ぐずぐずしていると、気付いたら8時40分くらいになってました。
半に帰るって言ったんだし、結局先輩まだ残ってるけど、そろそろ帰ろうかなって思ってた矢先、先輩が唐突に、 「もうちょっといるんなら、これ、食べてもいいよ」 と、机の上に乗っている小さなマドレーヌのようなのを指差しました。 そういえば、1時間くらい前から先輩と私との席のちょうど境目らへんの微妙な位置にずっとそのマドレーヌが鎮座していたのが、確かに私は何となく気になっていたんですけど。
先輩は今や私の直属の上司ですから、私は先輩の部下に当たるわけですが、こういう、残業する部下に対するさり気ない優しさとか、ホント先輩のステキなところだと思います。 ・・・と内心叫びたい気持ちですが、それとは裏腹に、慌てて 「いえっ、いえいえそんな、私もう帰りますんで!」 と、先輩のご厚意を無下にするような言葉を発してしまいました。
先輩は、あっそう、くらいの反応でしたが、せっかく「あげようか」って差し出した物を、きっぱり「要りません!」って拒否されちゃったら、もし、自分だったら、そりゃ勿論受け取ってもらえたほうが、嬉しいに決まってるって思う。 あるいは、受け取らないにしても、もう少し何か気の利いた、気持ちは嬉しいですっていうのがしっかり伝わるような、何か違った一言が言えていれば・・・って思う。
凹。
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