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2014/11/01(土)
ぐいぐい
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椎間板ヘルニアで音羽病院に入院中の彼、リハビリ中です。最初は車椅子、その次に歩行器の順でリハビリしてくそうですが、歩行器は現在全て他の患者さんに貸出中だそう。 今日も午後1時過ぎから面会にやってきましたが、もう病室に籠もってばっかじゃありません。車椅子の彼と一緒に病院内をウロウロ、談話室っていうフリースペースがあったり、地下には聞いたこともない名前のコンビニもあります。 午後4時前から彼は別室にリハビリに行ってしまったので、ベッド脇にあった文庫本を勝手に読んでました。40分後に彼は歩行器と一緒に戻ってきました。今日からはこれを使って、自由に歩き回っていいそうです。
夕方6時半過ぎにまたご両親がいらっしゃり、彼ママが買ってきてくれたプリンを4人で談話室で食べました。今日は大阪で別件で用事があったそうで、その帰りに寄られたとのこと。 途中で彼がお手洗いに席を外しましたが、しばらく戻ってこないので、1人で彼パパ&ママのお相手をしていましたが、もうそろそろ7時15分、山科駅までの最終の巡回バスは7時半なのです。ご両親に 「私もうそろそろ帰ります。バスがなくなるので」 と言うと彼パパ、 「もうちょっとおったらええ、帰り我々と一緒にタクシー乗ったらええがな」 更に、 「ついでに、帰りにちょっとそこらで一緒に飯食って行ったら。そしたら晩ご飯作らんでええし」 つまり、今回でまだご両親にお会いして3回目なのに、彼抜きで食事をしようと誘われたわけです。
えーっとね、私は確かに知らない人、あんま親しくない人とでも、普通に会話できますよ。相手が気を遣わなくていいように、自然に振る舞うことも、いかにも楽しげに話を聞いてあげることも、できますよ。 でも、それでも、彼のご両親と3人で飲み屋に行くのは、そりゃできればご遠慮したいですよ。彼が一緒ならまだしも、さすがに、ご両親+私の3人は、気を遣いますよ。疲れますよ。 私は一瞬で頭をフル回転させて、 「実は、9時から英会話のレッスンを受講しないといけないので・・・」(←これはホント。ただし時間変更が可能なことは言わない) すると「じゃあ、今すぐ出ないと。ご飯食べる時間がなくなるね」と彼ママ。。。えっと、私今遠まわしにお断りしたつもりなんですけど? 彼パパは「え、今来たばっかりなのに、さすがにちょっと滞在時間短過ぎるやろう」と、一瞬ためらう様子でしたが、 「うーん、じゃあ我々も一緒に7時半のバスに乗って行こうか?」 ええと、、、なんでこんな彼パパ彼ママはぐいぐい来るんですか。じゃあまた日を改めて、ってことにならないんでしょうか?
そこへ彼with歩行器がすごいスピードで戻ってきました。なんか慌ててます。 「トイレに行こうとしたら、前の職場でお世話になった先輩が病室の前に立ってて、うんぬん」 つまり、談話室にスマホを携帯してくのを忘れて、お見舞いに来てくれた人に気付かずに結構長い時間放置してしまってたそうな。 「ちょっと待たせてしまったから、病室に戻るわ」 彼はわたわたと病室へ。ちょっとちょっと、歩行器があるからって早足すぎ。今日歩行器初日なんだから、もうちょいゆっくり、、、後ろから追いかけつつ心配になっちゃいます。
確かに廊下にスーツ姿の男性が立っています。彼の元同僚で、仲良しさんだという、小学校の体育の先生です。 せっかくお見舞いに来てくれたお友達に、両親が同席すると気を遣わせると思ったんでしょう。彼パパ彼ママはもう決めてしまったようです。7時半発の巡回バスで山科まで行き、1時間ちょっと時間があるから、3人で居酒屋で晩ご飯にすると。。。ハァ。 うまい断り方も見つからず、仕方ないので付いていきます。山科周辺って大してお店もないので、すぐ目の前にあった白木屋へ。。。
1時間くらいの短い時間だったんで、まあ私頑張りましたけど、、、白木屋のチャーハン、焼きそば、マズイ。。。。。。市販のチャーハンの素、インスタントの乾麺を使ってるのが一口で分かります。彼ママが私の皿にチャーハンを入れたげる入れたげると言って聞かないので、本気で止めました。あの、ホントにね、こんなもん食えるかレベルの味です。チェーンの居酒屋ってすごく久々でしたが、こんな酷い味だったかしらん。 とりあえず1時間頑張って、8時30分には抜けさせていただきました。
帰って彼にメールすると、何度も「ごめんね」と言われました。うちの両親が強引でゴメンね、気疲れさせてゴメンね、等等。 でも、この彼の反応は安心ですよね。私が気を遣って疲れたっていうのを、ちゃんと分かってくれて、申し訳なく思ってくれるのですから。こういうのって、大事です。
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