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2014/10/28(火)
最先端医療技術
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彼の椎間板ヘルニア摘出の手術が終わりました。 彼はすこぶる元気です。 2週間ずうっとうつ伏せ状態で、胸と腹に床ずれができるんじゃないかと思いましたが、術後から仰向けで天井を見ることが出来るようになりました。
手術時の事を教えてもらいましたが、これがなかなかすごいんです。 私が彼を見送った後、ベッドは手術室の中へ。1人の看護師さんが口元に酸素マスクみたいのを当ててきて、 「大きく深呼吸してください」 と言われたので、4〜5回吸ったり吐いたりしたのは覚えている。そこからはもう記憶が無くて、もんのすごい深い眠りに落ちた感覚。土日は腰の激痛のせいで夜も1時間くらいしか寝られてなかったそうで、連日の睡眠不足もあって、手術中ぐっすり寝てたようです。 その次の記憶は、ドクターに右肩を軽く叩かれて目が覚めて、その時にはもう「終わりましたよ」。 手術中は全身麻酔されてるから、背中を切られても勿論痛みは感じないわけだけど、それにしても、本人は完全に爆睡しててな〜んにも覚えてなく、気持ち良く寝て起きたら全て終わってて痛みも無くなって、しかも切られた部分もまったく痛くないっていうのです。 まあ、相当な激痛に長く耐えてきたから、痛みの感覚がニブっただけかもしれませんが。 結論、やっぱり中俣ドクターは名医でした。 そして、現代の医療技術ってすごい。
ドクターが事前の説明で言ってらしたのは、術後にその切った傷口にバイキンが入って化膿する人がまれにいるとのこと。数日は抗生物質を投与するとのことで、彼の手首には点滴が繋がっています。でも、それ以外はホントに、元気です。手術前とは大違い。 摘出したヘルニアも見せてもらえるのです。透明な円形のプラスチックケースの中に、まるで何かの実験サンプルのように入れられてました。 中俣ドクターは椎間板のことを、「ホタテの貝柱みたい」と表現していましたが、ほんとにそんな見た目。貝柱をぐちゃぐちゃに潰したようなものが、表面うっすら血にまみれて。。。一言で言うと、グロかった。彼と2人で、こんなもんが歩けないほどの激痛を引き起こすなんて、人体は不思議だねえと話していました。 これからしばらくリハビリして(ずっと寝たきりだったからね)、退院です。
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