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2013/09/20(金)
英語の先生
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少し前にたまたま見つけたサイト「毎日英語」。
26歳のアメリカ人男性ジェイコブさんが毎日少しずつ、役に立つ英語表現とか文法とか紹介してくれる、先月の18日頃オープンしたばかりの新しいサイトです。 彼が何気なく載せたオマケっぽいメモに、さすがネイティブスピーカーはその言語が体に染み込んてるねって思わされることがしょっちゅうです。
例えば、「Don't come!」っていう表現は不自然で、ジェイコブさんは意味が分からないんだそうです。 訳せば「来ないで!」で、仮にこれが表現として不自然だとしても、普通に訳せば意味くらいは分かりそうなもんですが・・・。でもジェイコブさんは日本語の勉強を始めて約1年ほど経ってようやく、「Don't come」が「来ないで」の直訳であると分かったらしいです。 ちなみに、この場合は「Stay away!」というのがネイティブ流だそうです。 (「Don't come!」はおかしな英語らしいけど、でも多分「Don't go!」は普通に使われますよね?・・・)
それ以外にも「in fact」を使う時は、直前に話した内容と比べて「予想以上に良い」というニュアンスになるとか(in factとactuallyは全く同じ意味だと思ってたけど、微妙に違うんですね)、「to be honest」はほぼ否定文でしか使われない、とか…。
更にジェイコブさんのすごいトコは、直接メールで質問してもいいのです。写真やリンクが満載の、めちゃくちゃ詳しい解説がメールで返ってきます。 ちなみに私は「fold」と「fold up」の違いが分からなかったんで聞いたら、「up」が付くと「片付ける」という意味が加わるんだと教えてくれました。 ジェイコブさんはおそらく日本語も堪能なので、ちょこちょこと日本語も入れて説明してくれるのですが、何よりも分かりやすいのは、こんなふうにサンプル画像付で説明してくれることです。↓
To fold up a map means to go from this: http://www.theesteys.com/global/images/folded_map.jpg
To this: http://oneforthetable.com/images/stories/articles/ann_nichols/folded-map.jpg
将来は日本語の先生になりたいそうですが、見ず知らずの人間にここまで懇切丁寧に教えてくれる熱心な先生ですから、きっといい先生になることでしょう。
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