ぐうぐうぐうぐうぐうぐうぐう(仮寓)
毎天要読書
最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2013年6月
前の月 次の月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
最新の絵日記ダイジェスト
2014/12/18 ホットワイン
2014/12/17 トマトクリームパスタ
2014/12/16 百円ショップ
2014/12/15 臭いと書いて「におい」と読む
2014/12/04 ボーリング大会

直接移動: 201412 11 10 9 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 1 月  201011 10 9 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 月 

2013/06/27(木) 新入社員教育について
新入社員に業務を引き継ぎ始めて3週間ほど経ちました。
仕事の引き継ぎの経験は何度かあるにせよ、引き継ぐ相手が新入社員っていうのが初めてなので、いろいろ戸惑ってます。連絡・報告・相談が全然無いこととか。
彼女は2012年度新入社員で、1年広島のコールセンターでお仕事してからウチに配属になったので、一応社会人になってもう1年以上経っているんですが。
まあ私も別に彼女の上司じゃなく、ただの先輩兼お世話係、言い換えればただの同僚に過ぎませんので、なんでもかんでも私に報告する必要はないわけですけど。
それでも、一応それなりに彼女の現状を把握しておかないと、お世話係なんだから。

しかし、例えばその日のうちに作成&提出の必要があるExcel資料があったので、その作り方を説明して、実際に作ってもらった時。まずは自力でどこまで作れるか、説明の後しばらくやらせてみたんですが。一時間半ほど経って、そろそろ出来たかなと思って声をかけてみると、ほとんど何も進んでなく、私は目が点に。
急ぎの仕事だって言ったよね?と確認するも、
「すいません、ちょっと分からなくて……」
と焦り気味に言う新入社員。思わず
「一時間半何をやってたの」
と聞いてみるも、
「すいません、もっと早く、聞けば良かったんですけど……」
と濁す。
自分が一時間半何をしてたかについては答えない。恐らくボンヤリしてたんだろうが、絶対にそれは言わないところが卑怯なんだよなー。

どうもExcelが苦手らしくて、同じように、別の資料作ってって指示した時も、全然何も言って来ず、こちらが進捗を聞いて初めて、
「なんか、循環参照っていうのが出てしまって…」
とか言うんで、見ると一行だけ数式が入力されており、それが循環参照でうまく機能しないみたい。…その一行にどれだけ時間を費やしたか知らないが、分からないならさっさと聞けよ、と内心思ってしまう私は怖い先輩ですか。
考えて分かることなら、知恵を絞ってうんうん唸れば良いと思うけど、単に知識として不足してるだけなら、聞くなり調べるなりして覚えればいいだけのことなんですが…。聞きもしないし、だからってネットで調べる気も無いみたいね。
分からないことに直面した時、頭で考えてみるも、結局分からないから、そのまま考えてるフリしてぼーっとするクセが彼女にはあるのかも。それって結局サボってるだけじゃ…?何かにつけて効率が悪いのも、そうやってダラダラとしてるからじゃないのかと思う。
そうやってだんだん可愛くなくなっていく後輩。

そんなところに、そろそろ今年の上期も終わるということで、上司くん&私のいつもお世話になってる先輩(博多出身で郷土愛の強い方なのでここでは博多先輩と呼ぶ)の三人で「新入社員の上期の成長度合い確認会」的なミーティングがありました。
博多先輩は、私をはじめ数々の若手に業務を引き継いできた、引き継ぎ&お世話係のスペシャリストでいらっしゃいます。私が先輩に教えてもらった業務を、今私が新入社員に教えてるという感じですね。あと、今の新入社員がうちの部署に配属されて、まず最初に集計ソフトの研修をした時、その指導をしてたのも博多先輩でした。

聞くと博多先輩も、最初の研修時新入社員はちっとも自分から報告をしないので何をしているのか把握がしにくかったと、私と同じ感想を持ったそうです。
一見真面目に頑張ってるように見えるが、本当にそうなのか、そう見せているだけで実はサボっているのか、そのへんが掴みにくい、というのが、上司くん&博多先輩&私で見解が一致しました。また、仕事もそこまでめちゃくちゃできる感じでもなさそう(めちゃくちゃできない感じでもないけど)という見解も一致しました。
そんな彼女をこれからどうやって育てて行くか。私も思い付く案を幾つか挙げてみたり、博多先輩もアドバイスをくれたり、とりあえず、めげずに仲良く頑張って、年内にはそれなりに戦力になる程度まで育てろと言われました。でもそこまで期待するなとも言われました…。

ミーティング後、博多先輩がメールをくれて、
「今まで見てきた中ではナカヨさんが一番優秀だと思うし、その自分と比べない方がいいと思う」
と言ってくれました。
これまで随分多くの後輩を指導した先輩がそう言ってくれるなんて非常にありがたいお言葉です。
私は自分では仕事そんなに出来ると思ってないけど、新入社員が来てからか、或いはもうちょっと前からだったか、上司くんや先輩はやたらと私がよく出来ると言うようになりました。
(他に出来の悪いのがいるから相対的にそう見えるようになっただけ??)
もちろんそうやって認めてもらえることはありがたいことですが、実はそんなに大したことないっていう自覚があるから、何かいささか申し訳なく感じます。まあ、それでも大して仕事できないクセにできるって勘違いしてる輩よりはマシなんでしょうけども。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.