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2013/05/04(土)
ミステリーという読み物
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3月にお母さんを映画に連れていきました。『プラチナデータ』という、嵐の二宮くんが主演のやつです。 2月にもお母さんと映画に行ったのですが、その時に予告編が流れてたのを見て二人で「面白そうだね〜」って話していたんですけど…。 それが、実際に見てみたら相当な期待外れ作品で、でも映画を見て初めて原作者が東野圭吾だと知って、東野圭吾ってそれなりに売れている小説家のはずだし、ここまで面白くないわけがないと思い、映画の帰りに即原作の単行本を買って帰りました。 私は日頃ほとんど新しい本を読まないんですけど、この頃通勤電車の中で、真面目に読書するっていうのがなかなかめんどくさくて、もっと娯楽としてお気楽な気分で斜め読みできるくらいのほうがいいかもと思うようになってきて、『プラチナデータ』はそういう意味では非常に良かったんです。あっという間に読み終わってしまったけど。
月曜日に友達とブックオフに行って、その子は結構本を読む子なので、どの本がおススメかとか色々聞きつつ、別の東野圭吾の文庫とか、他の人が書いたやつとか3冊ほど買いました。3冊とも、いわゆるミステリーと言われるたぐいのやつ。 それをこの連休に読んでみたら、こんなこと言うとせっかく薦めてくれた友達には申し訳がないけど、読み終えて腹が立つくらい面白くなかったです。
何が一番嫌かって、簡単に人が死にすぎ。そして登場人物の中に異常者多すぎ。 事件を解決していくというストーリーがミステリーなんだから仕方ないとはいえ、やっぱり超がつくほど現実的な私には受け入れがたい非現実性。 あと東野圭吾はそこまでじゃないけど、もう一人の作者の書いた話は、もう読者をだまそうと必死すぎて色んな伏線が絡まりすぎて作者自身もこんがらがっちゃったみたいで悲惨。なんかもう、痛々しくて拒絶反応が起こってしまいました。
でも私の姉の曰く、世の中はミステリー小説ばっかりだと。たしかに需要があるから、供給する側も大量生産するのかもしれない、けど。 なぜそこまで需要があるのかが私には理解できない。私がバカだから?もっと頭のいい人が好むスタイルなんでしょうか。む…
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