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2013/04/16(火)
執筆
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ネット上で「外国人向けの上級日本語教材用に文章を書いてくれる方募集」みたいな広告を見て、何となくそこに書いてあったアドレスにメールしてみたんです。
そしたら案外すぐに返信が来て、教えてもらった限りではアメリカかどこかに住む男性が運営する日本語学習用のサイトがあって、そこに載せたいみたいな…。 しかも、採用されたら少しお金払いますとか言われて(おそらく微々たるものでしょうが)、個人的には好きに文章書いていいよって言われるだけでもちょっと嬉しいのにバイト代っぽくちょっともらえたらそれはそれでスゴイなぁと思っていたのです。 もちろんまだ相手がどこの馬の骨とも分からないので、大して信用もしてないんですけどね。
そのサイト管理者の男性は名前は日本人っぽいので、たぶんハーフなのかなと思いますが、その人が 「このページにアカウントを登録後文章を投稿してください」 とURLを送ってきたので、とりあえずその通りにしてみました。 すると、他にも応募した人がたくさんいるようで、30人以上の日本人が登録していることが分かりました。 そして、連絡用掲示板みたいなのもあるのですが、そこにみんなが質問とか意見などを書くと、それが自動的に登録したアドレスに届くようになって、逐一目に入ってくるようになったんです。
最初は文章の長さの目安は?とか運営側で日本語のチェックはどうされるんですか、など質問が多かったのですが、だんだん個人の意見っぽいのが増えてきました。 「もし良くないと思われる箇所があれば、すぐに指摘が欲しい」 とか、 「皆さんと一緒にいいものを作っていけると思うとワクワクします!」 みたいな、自分も管理人の一員になったつもりでいる人とか…。
私も初め投稿の仕方などがよく分からないので、参考に他の人たちの投稿したものを見てみたのですが、大して面白いものも無いなという感想でした。 なので、良くない箇所を指摘してくれみたいな、他の人に自分の文章を読んでもらう前提で話を進める人はちょっとどうかなと思っちゃうというか、しかも校正には手間と時間がかかるのに、それを「すぐ指摘してほしい」とか、よく言えるなぁと…。 もっと自分の書くものに自信を持ち、誰にも添削なんてさせないくらい、完璧な文章を書けばいいだけじゃないのかな。誰かに直してもらう前提で、下書きみたいなのを投稿するとか有り得ないでしょう。 それに私は別に管理人とだけやり取りすればそれでいいので、他の登録者と協力してやっていく気も別に無いので、変に盛り上がってる掲示板をいささか冷めた目で見ていました。
かなりの人が掲示板に書き込んだ後、昨日の朝になって、 ある女性が 「私が管理人さんに直接質問して回答をもらった内容を共有します」 と言って、投稿は全て採用されるわけじゃなく、不採用もあるとか、今は執筆者がどんどん増えている状況だが、そのうち精査して減らして行く予定だと聞いた、と書いた途端、あれだけ盛り上がりを見せていた掲示板は一瞬にして沈黙しました。 自分たちで作り上げていくんだ!と思っていたら、急に自分たちは選ばれる立場にあるんだと自覚して気恥ずかしくなったんでしょうかね…。
いずれにせよ、今回いくつか短いエッセイ的なものを書いてみたんだけど、読んでくれる相手がある程度限定されると、ものすごく書き易いんだなってことを実感しました。読み手に興味を持って楽しく読んでもらえるトピックを考えて書けるという点でですね。 さきほど管理人が私の投稿したのを読んでくれたみたいですが、ちゃんと採用していただけるみたいです。
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