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2013/12/09(月)
慣れの果て
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1年ほど気に入ってよく聴いてる台湾の5人編成バンドがあるんですが、ご存じの通り私かなり飽きっぽい性質なので、ここの所ほとんど聴いていなかったのですが。
11月に日本のflumpoolというバンドと一緒に日本語の新曲を出して、これは微妙にたどたどしい日本語で、無理に外国語で歌う必要ないのになぁと思ってたんですけど、その後その曲も収録された日本向けのアルバムが発売になって、もちろんそれは買ってませんけど、まー中華圏の方々は懐が広いと言いますか、そんな新しいアルバムだってネットで聴けるんですよね。。。 アルバムにも新しい曲がまた入ってるんですけど、このバンドのすごいのは、新しく出る曲がどれもまたなかなか良いので、飽きちゃってしばらく遠ざかってても、引き戻されてまた聴くようになるってことです。 台湾を代表するミュージシャンであるジェイ・チョウはもう才能枯れしちゃったような印象ですけどね・・・。私とほぼ同世代だったと思うので、まだ若いはずですけど。そのジェイ・チョウより5歳くらいこちらのバンドのほうが上なんですよね。
私のお気に入りはやっぱりボーカリストくんなんですが。自分が楽器できないと、どうしても演奏陣よりも歌ってる人のほうに注目しちゃいますよね。 でもよく見るとメンバー皆さんそれなりに整った顔をしてらして、そのせいで私は一番最初にこのバンドをネット上で見かけた時は、アイドルグループと勘違いしちゃって、見向きもしなかったもんです。それがまさかのロックバンドだったとはね・・・。
このバンドのベーシストくんが、個人的な第一印象では、鼻のぺちゃっとした感じとか髪型とかがいかにも華流というか、日本では見ないよねこういう人、っていう・・・まぁ、一言で言うと、若干もさい感じだと思ってたんですが。 見れば見るほど、明るい笑顔とか気さくそうな雰囲気とかが、良い。なんだか良い。 と思ってると、私とまったくおんなじことをブログに書いてる人がいた。
「彼が最近かわいくてかわいくて…笑 初めて見たときはいかにも中華系の人の顔だなぁと思ったんだけど 今はかわいい!!!と思うようになりました」
ええ、全く同感です。 しかも、最近ロンドンで記者会見(?)した模様がyou tubeに上がってましたが、このベーシストくんが案外英語よく喋るのです。彼のみならず、5人中3人はそれなりにちゃんと喋ってる。さすが高学歴バンド!(とまたしょうもないところに注目する)
バンドの良いところは、やっぱり複数人いるから、この飽き性の私でも時間をかけて楽しめるところですね。 最初は全くアウトオブ眼中だったような人でも、お気に入りのボーカリストの隣にいると、何となく視界の端っこにチラチラすることがある。そしてそれを繰り返してるうちに、もさいと思ってた顔が可愛らしく見えてくる。 ということは、やはり、つまり興味ない、知らないってことは非常にもったいないことで、別に興味無くても、知識として何となく頭に入ってくれば、知れば知るほど何となく、親近感が沸いてくるというか、その事物に慣れてくる、それが好きになる第一歩であると言えるでしょうね。
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