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2011/08/21(日)
ボケの始まり?
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明日からお母さんとバンコクに旅行に行くので、実家に帰っております。 が、、、
明日からのためのお金を、お母さんが木曜日に下ろしてきて、いつもお金を入れてるとこに封筒のまま入れといたのが見つからない、どこかに行ってしまった!と騒ぎ出し、更にお母さんは、金曜日にそういやその引き出しが不自然に開いてて、何で開いてるんだろうと思って閉めた記憶がある、とか言い出して、まさか空き巣が入ったのでは!と益々話が大事に。。。 木曜日から今日まで留守にしたこともないのに、泥棒が入るワケが無かろうと言うのに、これだけ探しても無いんだし、最近は昼間二階で掃除機かけてる間に空き巣が一階を物色したりするってニュースで見たのよ、とまで言ってくるお母さま。
その下ろしてきたお金は、私が数年前冬の賞与から渡した20万らしくてデスね、、、元・私の賞与がまさか空き巣の手に、とか、ホントに阿呆らしいけど、そう考えると居てもたってもいられず。。。 けどお母さまは、 「間違いなくここに入れたんだもの、ここ以外に考えられない」 「ここに無いなら、無いのよ」 「だってここに入れてから一回も触ってないんだもの」 と確信持って主張なさる。
半ば諦め気分のお母さまを急き立てて、同じ場所でも何度も探して、二階の箪笥の中とか、あるはず無いようなとこも探して、ネットで探し物が見つかるおまじないを探してやってみたり(汗)
お母さまと2人、憔悴して布団の上にへたり込んだところ、お母さまの目線がちょうど目の前の衣装箪笥の上にある置物と同じ高さになりました。 その置物というのが、小さな箪笥みたいなので、オモチャなんだけど、一応小物入れとしても使えるようなやつで。 それを見つめるお母さま、その口が緩み、 「あっ、これは。。。」 とか言うと、そのオモチャの箪笥の引き出しを開けました。 その中に、私たちがひーこら言って探していた20万円入りの封筒が、入っていたわけです。 まあひとまず一件落着、となったわけ。。。ですが、、、
お母さんは、間違いなく、20万円をいつもお金を入れとくココに入れたんだ、と、自分の行動を信じて疑わなかった、そして自分がそれを二階の、変な置物の中に移した記憶が完全に欠如している、何故移したのか、自分の意図も全く思い出せないという、この流れを見ると、まだ60代に入ったばかりなのに、お母さんは早くも痴呆が始まったのではないかと、妙にそれが現実的に、恐ろしく思われてきてしまったのです。
お母さんは、自分でも実際ショックだったようで、 「TVで見る、ボケたお姑さんがお嫁さんに財布を盗まれた、とか言うって騒ぐのと一緒だね」やら 「ご近所の◯さんがスーパーに歩いて行ってるのに、自分が自転車で来たと思い込んで、自転車盗まれたと勘違いしたんだ、とかいう話を人ごとと思って聞いてたのに、、、」 やら、ブツブツ言ってらっしゃいました。 まだ若いのだから、ボケ防止に色々対策してほしいもんです。切実です。
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