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2011/05/12(木)
思い出させるもの
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外は雨が降っています 桂川の方角からカエルの鳴く声がする そのカエルの合唱が、子供の頃、多分小学生くらい、布団に入ってさあ寝ようかって時に聞こえたのととてもよく似ています 布団に入ってても、まだ廊下の電気は消えてなくて、 お姉ちゃんかお母さんが二階に上がってくるのを待っていたら、カエルがゲコゲコ言うていたんです。
最近、実家に帰りたい気がすることが多い 何となくお母さんの近くにいてあげたい気になります 小学生のとき布団でカエルの声を聞いたあの頃は、おじいちゃんたちも普通に元気に生きていて、それはいつまでも変わらないことのようでした。 お母さんはそれこそ、生まれてこのかた約60年近く生きてきて、その間おじいちゃんのいなかった日は一日も無かったわけです
おじいちゃんも叔母さんもいない世界を、お母さんは今初めて生きている そう考えると、私も寂しくなってきて、過ごせるうちにたくさん、家族で過ごしたいと思ってくるのです
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