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2011/11/09(水)
流行
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最近不眠症気味ですので、寝る前に読書してみたりします。
かなり前に会社の先輩が何冊か譲ってくれた中に、伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』というのがあり、私伊坂さんは今までに３冊読んでますがそのうちの２冊が読んでて鳥肌が立つくらいダメで、しかし残り１冊は別人が書いたんかってくらい良く書けていました。
私の脳が拒否反応を起こした２冊は、どっちも伊坂さんがデビューして間もない頃に書いたやつだったはずで、良かった１冊はそれから結構経ってからのやつだった気がしますが、まあその成長ぶりに、きっと伊坂さんの頭は柔軟で素直なんだろうと勝手に好印象を抱いた私
で、今回読んだやつですが、まあ、良くも悪くもなしという感じ。
以前読んだのと、構成も何だか似ている。それぞれがまったく無関係な登場人物をいっぱい出してきて、一見支離滅裂な感じにしておいて、話が進むに連れてそれを絡めていくっていう
なんか、別の作家が書いて映画にもなった『阪急電車』もなんか同じ作り方になってましたが、最近はこういうのが流行ってんでしょうか。
別にいいんですけど、書き手のイタズラ的なそういうの、個人的には安易な手法って感じであんま好きじゃないです。
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