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2010/11/05(金)
翻訳しました
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お仕事で統計量解析アプリに関する英文翻訳を頼まれました。こういうお仕事は初めてだもんでドキドキわくわく。 しかし軽い気持ちで引き受けたら、統計用語専門用語のオンパレードで32ページ。最初の1ページを半分くらい見た時点で私青白くなってました。なんせ前提となる予備知識とか何もありませんので。おそらく日本語で読んでも理解できない文章を英語で読んで分かるわけがない。。。半ページ訳すのに3時間くらいかかるとすると、32ページやろうと思ったらどんだけかかるんじゃい。。。 で、色んな友達に泣きついたら、資料になるリンクを教えてくれたり、google翻訳を使ってみたらと提案してくれたり、いろいろ助けてくれました。 とりあえず全文を翻訳機にかけてめっちゃくちゃな日本語を修正してくという形にすると、これが驚くべきスピードでどんどん出来ちゃうんであります。ただ単に直訳するだけじゃなくて、もうちょっとわかりやすい表現にしてみようとか、カッコいい言い回しにしたろ〜とか、いじることができるのです。 夏目漱石が正岡子規に宛てた手紙の中に、漱石が「文章は中身を伴わなけりゃ、いくら飾ったって内容がゼロなら意味ナシ」とかいう記述があるのですが、この翻訳っていう作業は、文章の中身自体は完全に他人の頭の中にあったやつで、私の意見も思考も一切関係ないわけだが、それを日本語に変換する際に、いかにイケてる文章っぽく見せるかは、いくらでも遊べてしまうので面白いです。 実際、翻訳作業が完了して、上司くんとそのまた上司くんに提出したところ、「これはすごいね!」「充分充分」「またなんか別の頼もうかな」と非常に満足していただいたもようで、気分がいいです。上司くんたちはお二人とも文学部卒読書大好き人間で、日本語にはたいへん煩い人たちなので、多少は日本語の使い方とかにも目を留めてくれてたらいいんですけどね〜。
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