|
2009/07/20(月)
over the border
|
|
|
ひょんなことから友達に中国語を習うことになりまして。 自分ではこれまで全く、中国語を学ぼうという発想は恥ずかしながら無かったんですが、でも今や私は上海に友達いるし台湾にもいるし、私の英語の先生も華僑、中国の歴史好きだし論語好きだし孔明のファンだしシンガポール人のJJ Linが歌う中国語の歌好きだし、4月に上海行った時の、まっったく言葉の通じない土地に来てしまったのだっていう一種の恐怖感は今でもよく覚えてるし。。。ちょびっとだけでもその言語をかじっとくのも悪くないかと。
私の中国語の先生をしてくれるのも、またマレーシアの子ですけど、うらやましいことに英語も中国語もベラベラなのですねインターナショナルなんですね んで、まぁ英語でチャットしてた時に、話がどう流れてそんな話になったのかわすれましたが、私は典型的な日本人で、日本人であることに誇りを持ってますよ、とか何とか私が言いまして、キミもそうだろが?と同意を求めましたところ、彼はイエス、自分はChineseとしての誇りを持ってまっせ、と答えたわけです。 でも彼の国籍はマレーシアですけど。ご先祖はそりゃ中国人でしょうが。
なので、彼は確固としたidentityを持つ日本人が羨ましいと言うんですね 今ここは間違いなく日本という国であり、まわりにいるのも日本人、自分たちの国以外の何物でもない国を持っているではないかと。そういった安心感を感じていられるだろうと。
彼にはそういったものが無いので、だからこそ国境を越えてがむしゃらに働くんだよ、と、あ、言い忘れたけど彼は2年くらい大学出て働いておりとかく中国人でありながら自分の祖国は中国では無いという複雑な生い立ちがある彼は、日本人が羨ましいって言うけど、私にしてみりゃそういった国際的な環境で育って色んな言語を操れるほうが、余程羨ましいわけで、、、でもこれはなかなか面白い話を聞いたなぁ、世界ではいろんな境遇で育った人たちがいろんなことを考えてるぞ、とちょっと感動したのでした。
|
|
|