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2004/10/22(金)
toyの話
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本来ならば、みのるの番だが、最近一部で曲作りの話題が出ているので、その話題を少々。
曲作りには大きく分けて二通り。
一つは『メロディ(またはコード、リフ)から作る』場合と、もう一つは『詩から作る』場合がある。
FPBはメロディから作る事が多く、そのメロディに詩を乗せる事により曲が出来る訳である。
一方フォークソング歌手に代表される様に『詩から作る』場合には、詩に合わせる・詩を生かすためのメロディを作らなければいけない。
そのためメロの中に(短い小節の中に)多少強引に詩を乗せる事になる場合が多い。
どちらが良い訳では無いが、何故かVoには後者を取るものが多い。 彼等の多くはサビのメロと共に詩も出来ている。
一番の難しい所は作曲者の意図する所と作詞者の意図する所の線引きである。
どちらも思い入れがあるため譲らないのである。
運の良い事に、FPBには、そんな事一度も無いが。
『詩をメインに聴かせたい』と思われている様ですが、実際はそこまで考えてない事が多い。
イメージとしてはメンバー誰もが『詩は大事』と捉えてはいるものの、プレイヤーとしてつまらない事はやりたくない訳で。
プレイ中も詩よりもメロが身体に流れる訳だから、メロや曲の構成に対してのアレンジになる訳です。
誰もが目立ちたいからステージに居る訳だ。
だから、曲中にかっこいいフレーズを入れたくなるよね。
で、『詩を無視した』一撃を炸裂させる事もしばしばである。
こんな事に思いを馳せながらライブやCDを楽しんで下さい。
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