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2004/07/28(水)
みの13
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それじゃあ久々音楽系にもどって・・
「コード(和音)」について!
人が、どんな服を着るかによって全く変わってしまうように、「メロディー」も、どんな「コード」という服を着るかによって全く変わってしまうのです。 (いい例えだなぁ(^^ゞ)
ということでコードについて、独学で勉強してきたわたくしであります。 FPBでも今まで習得してきたことが生きているであります。はい。
ではここで、実際の曲を例にとって、コードについて勉強しましょう(笑)
Mr.Childrenの最新シングル、「Sign」を例に。 いい曲だぁ(~o~) うん。 ミスチルのしっとりした曲は、コードが凝っていてとっても好きです!
では解説すると、Aメロは、ベース音がひとつずつ下がっていく、心地よいコード進行・・かと思ったら意外な響きのコードが入り、そして今度は一変してベース音が変わらないままというコード進行。独特の雰囲気が出てこれも心地がよいです。 なかなか凝っていますねぇ。
Bメロは、落ち着いた雰囲気だ、と思ったらメロディーが切なく動いていきます。それを盛り立てるように、コードも切ないです。 理論的に説明すると、マイナーコードの手前に、そのマイナーコードを仮にトニック(主の音という意味)と見立てて、ドミナントコード(トニックに行きたくなる響きの和音)を置くことで、部分的にマイナー調に転調してしまうのです。だから切ない響きなんですねぇ。 これがBメロの4〜5小説目、6小説目と2回も使われていて、それによって曲が盛り上がっていきます!
そしてサビでも2〜3小説目に、また今言ったパターンが出てきて切ない響きです。 しかし、ここではさらに、ベース音が順に下がっていくパターンも併用していて、5小説目からは反対に、順に上がっていくのです! ベースが音が順に変わっていくことで、コードの流れがスムーズで心地いいでしょ? しかもふつうに1小節ごとにコードが変わるわけではないし、使ってるコード自体も、ところどころに印象的な(工夫された)響きのコードだったりしているんだよねぇ。
名曲の裏にはコードのマジックがあるのだ!!
もう1曲解説したかったけど、打つのめんどいのでこのへんで^_^;
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