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2005/04/12(火)
toyの話
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今回の反日デモについて。
根本の原因は『日本の歴史認識』ではなく、 中国の反日教育にある。
考えてみて欲しい。
日本は太平洋戦争に敗北した。 終戦後、悪名高き『東京裁判』により”戦犯”は裁かれた。 その際に賠償金は免除されている。 そのかわり、日本は台湾・満州・朝鮮を撤退、 本州と北方領土(こちらはロシアによる侵略である)は占領された。
しかし、賠償金は支払っていない代わりに、多額の”ODA”を 中国に対し、今現在も支払っているわけである。
戦後賠償はすでに既に済んでいる。
にも関わらず、中国は日本からODAが出ている事を 国民に知らせず、賠償も済んでいる事を知らせずに日本を責めたてる。 (ちなみに木村太郎曰く過去に日本は天皇を含め、 公式に”17回”も謝っている)
何故か?
1989-90年に起きた中国民主化運動(いわゆる天安門事件) の再発を防ぐためである。 いくら民主化が進んだとはいえ、まだまだ共産主義国家である中国は、 政府への、民衆の不満が溜まっている。 学生らの勢いはかつての日本の学生運動さながらである。
そこで天安門事件を教訓に、反日教育を徹底した訳である。 そうする事により、政府に対する不満のはけ口を 日本に向けさせた訳だ。 そして中国共産党(政府)は今も安泰なのだ。
今回のデモは見事に反日教育の成果が表れていると言ってよい。
今回のデモは学生主導で行われた訳だが、その学生達は、 天安門事件以来10年以上『反日教育』を受けてきた人間である。 彼らは中国政府に”踊らされている”事を理解していない。
確かに恨みは消えないだろう(ここで言う恨みとは、過去に日中戦争で大中国が小日本に負けたという意味)。
だが、国家間で”終わったはず”の問題を蒸し返し、 国の安定のためだけに日本を悪者に仕立てあげるのはいかがなものか?
結局、国連常任理事入りに反対するのも、日本製品の不買運動も 全て『恨み』による『言いがかり』にしか過ぎない。
最近よく戦時中の事を訴える輩がいるが、それは全て『個人または団体』が訴えているのである。
国が国を訴えたのは『東京裁判』で決着が付いている。
答えは見つかりましたか?
本来、注釈つけて全て表現したいのだが、 それをやると小論文になってしまうので割愛しました。 分からない言葉・事件は、興味があれば自分で調べて下さい。
難しい問題ですが、いまの俺の解釈です。 ここに挙げた事が全て正しいわけではないです。 これをみて『勉強した・知った』気にはならないで下さい。 興味があるのなら、自分で調べなさい。 間違いの指摘はして下さって結構です。
但し、ヒステリックなメール・書き込みは受付ません。 そして、この問題に関して、 FPBのBBSで議論することは絶対に止めて下さい。
よろしく。
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