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2013/02/28(木)
普段の生活にもどりました。
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千葉に戻り、通常レッスンの日々にはいりました。 振り返って思うことを、綴りたいと思います。 東北の仮設住宅を、311以降年2〜3回ペースで、回っていて、初めて雪国らしい雪に見舞われ、チェーンはめるのも、一苦労、したあげく結局スタンドで着けてもらったりしました。 東北で、出会った皆さんは、 いい笑顔でした。 ステージ後は、必ず握手若しくはハグして、言葉を交わしてとりあえずのお別れ。 頑張ってねと言われるのは、こっちの方。 私が言うのは、元気でまたお会いしましょう!とか、また一緒にうたいましょうね! みんなに温かいものを感じて終わる。 受け入れ側の人(自治会の長だったり、仮設住宅の管理人的立場の人だったり)の中には、最初は、決して温かい歓迎ムードは、言いがたい(場所によって)場合もあるけど、終いには笑顔を交わす事が出来るので、救われます。 これは、決して批判ではないので、はっきり明記しないと、誤解を招くと思いますが、 始まりが“決して温かいとは、言いがたい”と言うのは、 あからさまに冷たい態度と言う事ではなく、それでもやはりいろいろな人が、善意を装って様々な意図で、仮設住宅を訪れる場合もあり、そうした事に対し警戒もせざるを得ない。と言った微妙なものを感じる時もあると言う事です。 詐欺、暴力団関係、えせNPO 等警戒しなければいけない相手は、やはりいるようです。 悲しいかな、震災直後も、瓦屋を名乗り屋根補修の頭金持ち逃げ系詐欺も、他県から在宅避難の人を狙って入ってきたらしいし。 そんなこんなあるから、仮設住宅に入ってくる人は、言葉の選び方ひとつでまずは、警戒の対象にもなりうるのも事実。 はたまた、ある場所では、仮設住宅慰問ステージメンバー(私達とは、関係ない団体です。)に子どもがいて、放射能が心配で延期の旨を、受け入れ側に伝えたものの、演者側の言葉が足りず、受け入れ側から延期でなく中止でいい、二度と来ないでくれ。と言われたみたいな話も場所によりあったりしたそう。 ま なんでもいいです。 私が、誤解を受けて怒られたわけじゃないし、どっちがいいだの悪いだの、ああすれば良かったのこうすればよかったのと、語る気もない。 ただただ、疑心暗鬼になっていても、無理もない向こう側(受け入れ側の責任者の方々)の人たちと、慎重に話をしてくれたソラさんや、いろいろな仮設住宅から信頼を得ている塩釜市民ボランティアの皆さんのお陰で、私が、仮設住宅公演で妙な誤解をされた事がない事実に、ひたすら感謝です。
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