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2012/02/11(土)
少年院に学ぶ
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少年院慰問と言っても 僕は、専門に少年犯罪を学んでいる訳ではなく、それでも、18年間にわたり続く酒々井のお母さんたちの慰問活動に 僕自身は、16年間ご一緒して、少しは、裏話や実情を知ってきました。 そんな中、どうしても 裏の部分に目が向いてしまいます。 彼らに 何を訴えて行ったらいいのか? より、このブログで言いたい事としては、彼らの戻ってきた社会に訴えたいか?の方が、脳裏に浮かんでしまうのです。
過去に慰問活動をしていて、それでも少年犯罪が増えるばかりで、憂鬱になって活動を打ち切った団体があったと聞きました。 何言っちゃってんだかね〜。 勘違いも甚だしい。 そういう人は、始めから そんな活動しなきゃいい。 少年犯罪減らしたきゃ 働きかけるべきは、高い塀の外でしょう。 塀の中に働きかけて、唯一出来るとしたら再犯防止まで。 それにしたって 主に働きかけるべきは、むしろ彼らの戻ってきた社会の側だと言う事。 彼らは、誰ひとりとして、少年院に出戻りしたいと思って出所する子はいないのです。当たり前ですが。
それは、慰問の “前と後”に ひしひしと肌で感じます。 前と後とは、慰問ステージの仕込み後 足どりを揃えて入って来て、おそらくは戦時中の日本兵が例えるに一番近そうな態度、番号点呼の掛け声と言うより叫び声、そして ステージで和ん空気が、またステージ前の空気に戻って行く様子。 ステージの出来云々は関係なく、毎年終わった後切なくなります。 それは 今回始めてベースで加わってくれたおだちゃんも感じていたそうです。 長くなっちゃいました。でも また 続き 書きます。
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