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2011/09/20(火)
塩竈市でのステージ
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今回(といってもまだ被災地入りでのステージは、今回入れて通算5ステージだけど)の前回と一番違うのは、避難所ではなく、仮設住宅の集会所だった事でした。 避難所と言うのは、それ以上行く場所がない。 ワット数の高いアンプに 音量のでるスピーカー、避難所では、体調崩してる人が聞きたくなくても、音楽が聞こえる。 だから 前回は、ひたすら禁じ手の多い 、耳障りの良さを意識し、言い方は悪いけど ま 言ってしまえば 無難なところを選んで ひたすら丁寧にやったけど。 ありがたい事に 集会所は 来たい人だけがこれる。 聞きたくなかったら 入れたんだから出てもいける。(実際に出ていかれたのは、途中で勤務に戻らなきゃいけない警察官の人だったので(ご苦労様です)…ま…しかたないとして) だから 目の前のお客さんにしっかり心をフォーカスして ステージを踏めばいい。 いざ、やるに当たってようやく気がついたけど、 仮設住宅の集会所と、避難所は、演じる側にとっても 大きく違うんですね。 …タイミングによっても。 だからって 仮設の集会所と普通のイベントのステージと全く同じ訳じゃ決してない。 中には被災をきっかけに ふさぎ込んでて、でも 近くでいつも心配してくれる人が気分転換にどうだい?って誘ってくれたから本当は音楽やマジックショーを楽しむ気分には至ってない人もいるかもしれない訳で。…実際蓋をあけたらそのてのお客さんもいらっしゃった。 祈る思いを 音楽に托すしかないって感じで…。 下手なプロ意識で、その人を ターゲットに笑わせようとすれば 変な空回りが自分の中に起こるのは、ずいぶん昔少し違うケースで味わった事があった。 勿論出来うるかぎり、ベストは尽くす訳ですが。
ちなみに 今回のアップは 実際には23日もうすぐ 小学生の生徒さんたちが元気にステージ本番を向かえるので 続きはまた。
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