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2011/09/22(木)
そこ 泣くとこじゃないから
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5月半ば…最初の被災地廻りのステージを終えて…事務方の自分と もうひとりの自分は、被災地の現状をみて来て、まずは仲良くなった というより 喧嘩する元気をなくしてました。 事務方「はぁ〜アレだねぇ〜 えらい現場みてきちゃったね。 なんにも……しない訳に行かない…けど 何したらいいんだろね…?」 もうひとり「はぁ〜 ホントに…船とか…田んぼまで来てひっくり返ってたね……伝えなきゃね…」 事務方「誰に…?自分のライヴのお客さん?」 もうひとり「ま まずは そんなところ…行く時協力してくれたみんなにねぇ…。 ところで なんだろね 最近おかしいよね……普通に買い物とかして お会計でありがとうって言おうとするだけで 泣きそうな気分になるねぇ〜。」 事務方「はぁ〜…そりゃそうだよ…あれだけのもんみりゃ おかしくもなるでしょ? 当たり前じゃん バカじゃん。」 もうひとり「いや バカじゃんはいらないけど…ああ!でも そっかぁ〜 あれだけのもの見て帰ってきたんだから おかしくなるのはおかしくないのかぁ?」 事務方「いや その言い方が、おかしいよね?」 もう一人「ん? ところでこれ 治るかな? ものもらいも、喉元の違和感も…案内もなしに 南相馬当たりで 道にまよったし…ベクレったかな?」 事務方「わかんないけど、そのうちなおるっしょ。 でもさ、変な涙ぐせはさ、生徒さんに 向こうの様子だとか、被災地のステージどうだっただとか伝える毎に楽になっていってるでしょ? アレ多分意味あるよ。」 もうひとり「ふ〜ん…そんなもんかねぇ〜 ま みんなにいろいろ聴いてもらおっ。」 事務方 「そうしなさい。治した方がいいよ…多分…やっぱ変だもん…へんな時涙ぐんでるの…勘違いとかされそうだし…。」 もう一人「誰に?どんな勘違い? ま いいか? や よかないな…でもいいや。 っつうか …チャリティ……。」 事務方「…は…やっぱそうきた? チャリティ? また 良かれとおもって勢いでやったら責任とれないよ…解ってんの? 甘い…人の善意の金預かるんだよ? おおやだ!責任重い! 」 もうひとり「そうだよね… 怖いね…じゃやめよう。」 事務方 「見損なった。ひとでなし!!」 もうひとり「なにそれ? …ま ヤツ(トリックさん)も そろそろまた 声かけてくるだろうし…。」
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