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2011/05/22(日)
被災地へ10南相馬の前に
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勿体つけようと言うのではありませんが、南相馬での話しの前に一つ言わなければならない事が、出て来ました。
行くにあたり、 自衛隊の知り合いに 心が折れないように と言われました。
千葉に帰って後の今、ああ そういう事だったんだ。と深く実感してるんです。 人の為に良かれと思って、善意で ガレキ撤去のボランティアに志願するとか、とてもいい事だし とめたくはない。 でも 心の弱い人は気をつけてください。 後から きます。 心が弱くて 多分向こうっ気の強い人が得に危ないと思います。
まさか 僕が こんな事を この場で述べるとは、自分でも 思いもしませんでした。 ミュージシャンとして 試されてる みたいな事は、感じてたから、“泣かずに歌う”は、現地でちゃんとやったけど、 そして 多分 作曲の無茶ぶりに対して 悩みに悩んで 向こうの人たちの状況を思ったり 言葉を紡ぐ中、少しは それと気付かずに“覚悟”が出来たのが 幸いして、僕は帰宅後、涙もろくなったり、極度の疲れの時にでるような身体の部分的痙攣ぐらいで済んでるんだと思うけど、あの状況に直接身を置いたら、人によっては、PTSDみたいな 症状になる。 人によっては募金だけでも十分だと思います。 ほんとにほんとに 人の善意に待ったかけるような事は、言いたくはない。 ただ、自分にあったやり方を考えてください。 戦後の焼け野原 ってこんなかな? って思うような 状況でした。
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