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2011/05/20(金)
被災地にて8 南相馬市
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岩手では、二日間 避難所ではなく ケアセンターや学童を一日二軒ずつ。 千葉にいた時のトリックさんとの会話は、ざっと… 「ねぇ やたらに現場入れないでね、それこそ営業のドサマワリみたいになっちゃってもアレだからさ〜。」 「解ってるよ、今向こうの役場の人と相談してるから。」 そんな会話があった事、そして 今回僕にとって禁じ手があまりに多かったことを気にしてか、子供の多かった岩手では、得にトリックさんが頑張って、僕は、彼の作る風船に喜ぶ子供たちの笑顔を愛でる余裕をもらったのでした。 勿論、全くなにもしなかった訳ではありません! しかし あっちの子供たちは すれてなくて可愛い。
いよいよ18日は 南相馬。 僕にとってもっとも恐かった場所。 余震や津波や原発がではなく、避難所にいる人と接する事が恐い。 どう接したらいいのか? みんなどんな気持ちで居るのかが 察するに余りありすぎて、想像出来ない。 テレビで垣間見れるのは代表的なほんの一部である事だけは確かだろう。 僕がもし、家族を失い、家を失い、ふるさとに戻る事を許されない、いつ帰れるかわからない立場に置かれたら、普通でいられるはずがない。 また それぞれ年齢もそれまでの境遇も違う人たちが、段ボールの薄い仕切りごしに 一人につき一畳分ずつの寝床を与えられ 生活しているんだから…考えれば考える程 わからなくなる…というか、心のピントが合わせられない。 いよいよ 現場へ…
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