|
2011/05/17(火)
被災地へ4
|
|
|
「ああ いやだ。」とため息の中 いろいろなところから 寄せ書きが集まり、船橋の カフェひなたぼっこから、岩手に持っていくクッキーも作ってもらえる事になったら ようやく僕は前向きになれてきた。 避難所にいる人たちの事、家が壊れてもどうやら自宅にいる人、そんな人達を思うと “頑張って”も “頑張らないで”も同時にでてくる。 みんな 口々に なんて書いていいかわからないといいながら、でも いろいろ書いてくれてる。 このメッセージを届けるだけでも 大事な意味があると思える 被災地むけの千葉のみんなからのメッセージが僕の推進力にもなって、ようやく出した答えが、ピアノ伴奏を作って置いて、それに現場で歌詞のある歌ではなくピアニカの音色を乗せる。 ただし、一曲だけ歌ものは、役場との約束があるから 作曲しなければ…。 ここまできたら、僕の 「ああ いやだ」とため息は随分へったのでした。 寄せ書きしてくれた 皆さん 被災地にクッキー作ってくれたカフェひなたぼっこさん 唐津の幼稚園の皆さん 本当にありがとうございました。 …そうこうするうち、日付は、5月12日になっていた。
残る難関は ステージ二つ抱えた状態での作詞作曲。 例の“いい曲”を目指すと 必ず壁にぶちあたり、かなり難航…。 曲が出来上がったのは 13日の晩…曲名は 〜あなたと共に〜 …でも録音が気に入らないまま それでも 歌そのものは現場で歌うので 現地にプレゼントするCDの出来は次の優先順位。 それにしても 歌い込みに時間がない。 もう この時点で 気がつくと、僕のため息と「ああ 嫌だ」 は なくなっていました。 …続く
|
|
|