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2010/09/14(火)
ベースのOさん
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ベースのOさんとライヴに向けて リハーサルをしました。 彼は、デイケアで働きながら、ベースを弾いています。
彼の仕事は、 僕が勝手に 仏教徒な訳でもないのに 仏教用語を引っ張りだして“得を積む仕事”と、名付けているデイケアサービスの仕事です。
ベーシストと言うのは、文字通り縁の下の力持ちです。 出会うベーシストの中でも、僕の仕事柄(初心者の方の伴奏や共演も視野に入れたミュージシャン)僕の目線で評価の的になるのは、その包容力で、細かい難しいフレーズが正確に弾けるとか、そんな事は二の次で、音色に出るその 包容力。 彼の持つそれは一緒に演奏していてなんとも心地よい。 手の平の上で 上物(ソロ楽器やらなにやら…)が 自由に遊ばせて貰える感じがなんとも形容しがたい心地よさなのです。 彼は最近ウッドベースを弾くようになり、その感覚は、深味をましました。 誰かと 同じ目をしてる。 そう思う事が 彼と会話する中で時折あったんですが、昨日はっきりと解った。 隣町の “町の看護婦さん”をやっていた生徒さんです。 話しながら感じる視線の合うタイミングや 相槌が、言葉の意味だけでなく、話す側の心のノリさえも受け取ろうとしてる感じが 凄く強く、話す人に安心感を与える。 きっと 多くのデイケアの利用者さんに、頼りにされているんだろうな〜。 と思うことしきり。
ついつい 練習後もいろいろ 遊んでもらい あげく庭の草むしりまで手伝って貰ってしまった。 罰が当たらないといいんだけど。
ありがとうございました。
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