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2009/06/08(月)
もったいない
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どこかの 気の良さそうな黒人のおばちゃんが 「日本には、“もったいない”と言う素晴らしいスピリットがあり、例えば、一度使って捨ててしまう紙袋ではなく、多用途に使えるふろしきと言うのがあります。」なんて、みんなにふれて回ってくれてる。 ありがたい事だ。 日本人より、日本の事知ってる。
昨日出会った人達は、二人中、二人とも、外国の方だった。 一人は、中国人さんで、教室に張ってあった“福”の文字の中国のお土産の、本来の飾り方を教わった。 福が 降って来ますようにと文字が逆さまになるように張り付けるまではあってたけど、場所が違ってた。 教わって 母屋の玄関に張り直した。
それにしても 教室のエアコンが効かず、参った。 最近の電気製品は、ハイテクだから、素人が自分で直す事が出来ない。…と決め付けてる自分がいて、半ば 買い替えを余儀なくされた気分。 しかし…それこそもったいない。 防音処理した音楽室は、熱の侵入もせっかくしづらいので、古いエコタイプのエアコンでも、結構電気代の節約になってた筈。 熱効率も考え、使いたくない除草剤で室外機周りの雑草も枯らしたばかりなのに。
諦め切れず、多分そうであろうと思われる、故障部位の室外機のある壁際によじ登って行ってみると、枯らした雑草たちが、ファン(扇風機みたいな羽)に絡まり、その動きを止めていた。 … もしかして、直るかも!!? ファンのモーターが焼けちゃってなかったから、間に合った。 枯れてファンに絡まった雑草を、いつの間にか蚊に刺されながら取り除くと、ファンは元気を取り戻し、教室は冷蔵庫のように寒くなった。 んなおおげさな…でもそう感じる位、エアコンがエアコンの機能を果たす事がありがたく嬉しかった。 生徒さんまで不快な思いさせちゃう訳には行かないから、一度は買い替えを覚悟してたんだもの。そりゃ嬉しい。これで牛丼何杯分のお金が浮いただろう?…って公開日記で金の話しかよ!?…しかも牛丼に換算って…まいいか? 一番苦手な、電気製品を直せた喜び、重なるもんで二つもの外国とお話しできた喜び、疲れたけどなんか嬉しい日曜日でした。
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