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2007/04/29(日)
自分のモノ
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何一つとして、自分のものなどない。 この言葉って・・・ネガティヴに聞こえますか? ドコでいつ聴いた言葉なのだろう? あるいは 本当に今朝瞑想状態の、って言うより、ポカ〜ンとしてるだけの、僕の心に湧いた言葉かもしれない。
でも この言葉にまっすぐになれたら、凄く穏やかな気持ちになれたんです。
僕の この身体さえも、僕のものじゃない。 大切な借り物。
学生時代の僕の中に住んでた もう一人の自分は、 ナンにでも “さん”をつける女性に、 ぶりっ子してんじゃね〜よ。 って 思ってた。
でも今は、辛い訓練の末 アクロバットができるようになった あの踊り子が、「私の おひざさん 今度壊れたらもうおどれなくなっちゃうかもしれないから・・。」 なんていいながら 自分の膝をなでてる姿を思い起こして、涙が出そうな気分になる。
車や家と言った物質にしても、なんにしても、“自分の物”と思えるモノに対して、丁寧さや愛情に欠ける自分がいました。
でも 自分の身体さえもが、実は借り物 と気付いてしまうと、もはや、自分のモノなど、この世に何一つない。
ひどく思い上がっていた自分に気付かされました。
自分のものはないけど、大切にしなきゃいけないものだらけなんだって 思いました。
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