|
2006/09/18(月)
心と身体の柔らかさ
|
|
|
心と身体の柔らかさは、比例してるか? 僕の今のところ出ている答えは イエス でありつつ ノー です。 今ヴォーカル教室では、準備運動として、身体ほぐしの簡単な 体操をしてますが これはもともと本番前舞台の袖とか、楽屋で多くの 芸人さんや 役者さん ミュージシャンがやってるもので、正直言っちゃうと、僕自身が あまりやっていませんでした。 でも、ダンサーがステージに立つとき、脳天から手足の指先にまで、 神経が行き届いている。 そうした時、明らかに立ち姿が違う。 それは全て、一つ一つだけずつ見ていけば微妙にしか違わないのでしょう。 でも全体を見たとき 明らかに違う。 歩く姿ひとつとっても違う。 生徒さんで言えば コレやったら声の出方が変わったといってる人が 僕の予想外の多人数でした。 あるイメージを伴って身体をほぐすことで、無意識に力が入ってる部分の力を上手く抜いてやることが出来る。 コレがミソ。 だいたい 気を使いすぎた時に痙攣するのって、顔や身体の自分で動かせないいわゆる変な一部分だったりするものです。
心拍数を自分の頭で指令して 早めたり遅くしたりは出来ませんが、 事故を目撃しちゃったり 精神的に緊迫した状態に身をおいた場合、 勝手にドキドキする。
歌うことも煎じ詰めれば、そんな風にイメージ(心)に左右される部分がいかに多いことか。 簡単な理屈だけで言っちゃえば、何百人の人目にさらされてても、歌う時、心が歌の世界にいれば、ドキドキしないのです。
|
|
|