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2006/09/12(火)
TRAIN CAFE & BEATS PRESENTS hikaruLIVE
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TRAIN CAFE & BEATS PRESENTS hikaruLIVEが無事終了しました。 ご来場くださったお客様。。 スタッフをやってくださった皆様 あらためまして、 ありがとうございました。
地元の耳の肥えたお二方からの依頼とあって、本番までは、いろいろとまた例によって ああでもないこうでもないと、僕の頭の中で意見が飛び交いましたが、何とか大役を果たせたようでホッとしています。 今回のライヴに絡んで 裏話を数回に分けて書き綴ってみたいと思います。
今回は 久しぶりに、ぼくのLIVEを始めてみる方々ばっかり。 ましてや、JAZZライヴと チラシに書いてある。
実は JAZZ そのものの定義がはっきりしない。 こんな事書くと え? 何言ってんの? と思われるかもしれないけど、 知れば知るほどこれは本当の話。
演奏上の理論で言えば、アドリヴ と言う言葉がまず浮かぶ。 そして、トニックコードへの解決をひたすら後へ引っ張るかのように 別のコードを挟んでみたり、とにかく人がやらない方へ人がやらない方へと持っていく結果、その行為自体が似通ったものになってしまって、本末転倒みたいな場合も・・・。 ある友人が「モダンジャズなんか弾けるやつ5万といるよ」なんていってたけど、その辺に由来してるのかも。 それどころか、特にビッグバンドなんかでは、明らかに一度音符に置き換えられた毎回同じソロフレーズを奏でてる人たちもいて、でもチャンとジャズで僕はそれはそれで素敵なことだと思う。
評論家の間でもいろんなことが言われてる。 スイングこそジャズ! とか、(でも16ビートや、ボサノヴァでもスそれなりにウィング感を感じるものは多い。) アドリヴあってのジャズとか、(これは先に述べたとおり) モダンジャズ以外をジャズと認めないような言い方だったり、 あるジャズ喫茶で 「何? クラシックを題材にジャズにした人? そんなの知らんよ! 俺はゲテモノは食わん!」って言われたこともあったっけ。 その時僕が オイゲンキケロ と言う名前を思い出せてたなら少しは勝ち誇った顔も出来たかもしれないけど・・・まいいか?ちなみにカレーの上手い店だったな。・・・九州の。 戦後のある時期、外国から入ってきた曲を乱暴にも一まとめにジャズと呼んでいた時期がある といっていたのは 小林勝也様だったろうか?
ほらね ぜ〜んぶ 否定も肯定も出来る。
そんな、もろもろのことから、僕の中で導き出されるのが、 “ジャズとは 大人の悪乗り”
だったりして・・・。
看板に偽りあり は嫌なので、こんな事結構グルグル考えたりした割りに 結局 大人の悪乗り・・・? まあいいとしよう。
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