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2006/08/09(水)
男と さしで飲む
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男と さしで飲む。 何年ぶりだろう? しかも、相手はむか〜〜しからの知り合いではない。 自分の不器用さが身にしみる。
相手は、頼んだ食べ物を起用に皿に取り分けてくれる。 自営で仕事もバリバリ企画立ててこなしてる。 年下だけど素晴らしい。
彼は、“Respect” と言う単語を僕に使い、 僕は、“年下ながら尊敬”と言う言葉を彼に使った。 そんなところから始まってるだけに、たとえば、小学生が初めて喧嘩した相手といつの間にか親友になってるみたいなわけには行かない。
思い返すとそんな自分がちょっと いや かなり笑える。 彼も笑ってくれてるといいけど。
彼が使った、“Respect”と言う言葉は、ステージ中の自分にだけ当てはまるのを、僕は一番よ〜〜く知っているから、 PIANOもPAも無い場所で、彼と話すのが、怖いのだろう。 竹光をつけた侍? いや そっちの方がカッコいい、 陸にあげられた 魚 って感じかな?
それでいてその状態をさらすなら 早くさらしてしまいたい。 がっかりされるなら早い方がいい。 そんな気持ちが少なからずあった。 何百人ものお客さんたちの前で、トークも、アドリブ演奏も、 時には長〜〜〜〜〜い風船を一気に膨らまして、後ろにぶっ倒れて見せたり、グリッサンドの勢いあまって椅子から落ちてみたり出来る自分が、一人の年下のしかも男性相手に何を緊張してるんだ? そうやって考えるとホントに笑える。
少し ステージの話をした後は、かなり不器用に 思いつくままにいろんな話をした気がする。ほとんど何の意図もなく。 酒の手伝いもあって、そんな自分のわけのわからなさを、そのまま出せたから、ある意味楽しかった。 次に会う時は、僕がつまらない駄洒落を連発してるかもしれない。
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