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2006/03/31(金)
ちゃんと8beatで 星降る街角をひいたら・・
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あるご年配の方のレッスンで、星降る街角 と言う歌謡曲を、 やりました。 自分のステージでは、ブルース調にアレンジしてるので忘れていた ある人のことを思い出しました。 この曲は僕に、フィリピーナのお姉さんをいっぱいタレントとして雇ってた いわゆる夜のお店で、ピアノ弾いてた頃の事を思い出させる。 フィリピーナのお姉さんたちは、日本人を内心さげすんでる人と、送迎バス運転手の日本人のお兄さんにお弁当をわけてあげるような心やさしい人とに はっきりと出身地で別れると言う。 それも日本の歴史が悪いんだってその店のマスターが言ってたっけ。 そういう店には いわゆる用心棒の人がいて、その人の店での肩書きは、専務だった。 ピアノのステージの最中に、ロッカールームの電話を使ってる専務の声が、「 上等じゃね〜か!!こっちだって 組の看板しょって・・・してるんだ・・・○▲$;に沈めてやろうか!!」って怒鳴り声が聞こえてきてお客さんに聞こえないように慌ててピアノの音量上げたっけ。 あの人 今頃どうしてるんだろう? もう2度と遇う事もないんだろうと思ってたけど2〜3年前にばったり道端であった時、僕を覚えていたのが、意外で でも内心うれしかった。 いかにもその筋の人と言う格好で、 「おう せんせいよう〜久しぶり、今もこっちやってんのかい?」って、一本足りない指でピアノを弾くしぐさをして見せた。僕の隣にいた女性をみるなり、 「奥さんかい?(僕が答え終わるのを待たず小指を立てて見せ)コレか、駄目だぞ悪いことしちゃ!(って笑いながら今度は握ったこぶしの人差し指と中指の間から親指をのぞかせて)もう2〜3発やっちゃったんだろう?」って言われたっけ。 「違いますよ〜〜生徒さんです!!」って最後まで言う隙を与えてくれずに去っていった。 大丈夫かな? 今頃どこかの暗い路地裏で 誰かに後ろから刺されたりしてないと良いけど。 また生徒さんや ただの知り合いと歩いてるときにあの調子で話しかけられたら大変迷惑だけど、 元気でいてほしい。 あんまり話したくないけど、一瞬で十分だけど 笑顔がみたいな。 あの店では 鍛えてもらったっけ(ピアノをですよ。どんな状況下でも楽しんでピアノを弾く精神を)。 http://www.geocities.jp/msmusic24/6.html
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