今日も生きてる。明日多分。今日は どんな人、どんな事に巡り合えるかな?
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2006/12/05(火) ありがとうございました。
2日公開練習会。
 3日 sue bannd hyper live
  無事終了です。

 2日は 僕がステージを踏むに連れ身体で覚えてきたこと、少しでも多く生徒さんたちに感じて貰おうと、頑張りました。
 みんな結構のびのびやってくれて、
 喜んでもらえたみたいでとりあえず  ホッ  。

 3日のライヴは、いつもお世話になってるベーシストのサポート。
 僕が必要とすることはあっても彼から出演依頼はないと思ってたからそれが嬉しくておのずとプレッシャーがかかりましたが、終わってみるとバンマスから、とりあえずいきなりのダメ出しもなかったから これまた ホッ。

 3日のライヴは他にも、僕にとって 高いハードルがあったんです。
 それは、別にギタリストが、キンキキッズのアレンジをしたり
 ドラマーさんが、ゆうめいどころのCDで演奏をしてたりと、
 第一線で活躍してるスタジオミュージッシャンだからなんていう、単純かつミーハーなプレッシャーではなかったんです。
 
 そこにはとんでもない運命のいたずらが関与していました。

 長い間、蓋をして見ないようにしてきた、僕の音楽生活で、
たった一回きりの、超ドンゾコの“敗北感”がありました。
 今でこそ、「音楽は 勝ち負けじゃないよ、自分らしく楽しく演奏できることが大事なんだよ。」
・・・・・なんていってますが。
 今だって スタジオミュージッシャンレベルの人たちに、
テクニック面で 対等に渡り合えるなんて思ってない。

 色合いが(音の)悪いから、とかショー的に面白くならないから、と言う理由での出演辞退は、今だって僕の選択肢にあります。

 でも ビビッちゃって、手も足も出ず どうしていいかわからず、足掻くほどに邪魔しか出来ないから、と言うのを理由に、
共演を辞退、いや そのことはメンバーの方々も充充承知してたから、表向きは辞退だけど、首になった と言った方が早いでしょう。
 こんな思いをしたことが、15年以上前に、たった一度だけありました。
 そのメンバーは全員スタジオミュージシャンだったのだから、
当時の僕にしてみれば当然の結果です。
 この時、僕は 音楽をやめようと本気で思いました。
 最後の記念に、同じ企画内の 自分のソロの出番だけは、そのステージを踏みました。
 ステージの後、挨拶に行ったら、
 「いい味出してたよ、これからも。頑張ってね。」
 そういって、握手をしてくれたのは、例のスタジオミュージシャンのバンドメンバーでした。

 最初のSUE BANDのステージを見た後に、あの時のギタリストさんが ギターを弾いてたことを知り、とんでもなく驚きました。
 隊長(SUE BANDのバンマス)は、それとは知らず、自分の足で歩き回り かなりの苦労の末、そのギタリストさんに、バンドに加わっていただいたと言う。
 僕は僕で、「こんなギターが弾ける人は、Nやんと、あの15年前のバンドの人意外に、生では見たことがないな。」なんて思ってたんだから。
 
    それがその本人だったなんて・・・・。

 結局 今度こそ 共演を辞退することなく、3日のライヴは終了
しました。

 終わってから 隊長のお母さまに渡された 飲めないビールを、
すきっ腹に いただきま〜〜す!!って ごくごく流し込み、
フラフラになって、そこらじゅうの壁にぶつかって転びまくりました。「SUE BAND 最高〜〜〜!」かなんか言いながら。

 それから、楽屋で ドラムの子(と言ってもこの人がまたスゴイ人で、椎名林檎のCDにドラムで参加してたりするんだけど)に 
「実はさ、ギターの椎名さんって、僕ね・・・・・」とコレまでの経緯を聞いてもらうと、その時初めて、今回このバンドに参加した僕の中での深い意味が、鮮明になって、忘れてた部分の記憶まで蘇ったのでした。
  
 今回の再会は 僕にとっては、人に言えなかった古傷を癒す為の
運命のいたずらでもありました。








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